細木数子の“娘”細木かおりがNetflix『地獄に堕ちるわよ』を本音評価「事実と違う部分も多々ありました」

細木かおり(C)週刊実話Web

今春、大きな話題となった戸田恵梨香主演のNetflix(ネトフリ)ドラマ『地獄に堕ちるわよ』。六星占術の創始者・細木数子(2021年没、享年83)の半生を描いたものだが、その継承者であり“娘”の細木かおりは、このドラマをどう見たのか? ズバリ、本音を聞いた!(文中一部敬称略)

親族も驚いた戸田恵梨香の役作り

――ドラマの配信は4月27日でしたが、ご親族一同、関心は高かったと思います。率直な感想は?
細木 まず、主演が戸田恵梨香さんと聞いて、正直驚きました。とてもチャーミングな方ですが、ご存知のように母とは体形や雰囲気がまるで違いますから。制作をするという報告を受け、母が着ていた衣装や私物はたくさん提供したのですが、ネトフリ側から取材を受けたり内容の確認などは一切なかったんです。母がどのように描かれるのか、私自身(の役)が登場するのかさえも知らなかったのでドキドキもので拝見しました。

物語は戦中戦後の地を這うような苦労をする数子の幼少期に始まり、10代でおにぎり店を起こし、東京・銀座にクラブをオープンする成功譚と、その後、常連客から詐欺に遭い10億円の負債を抱えるなど波乱万丈の生涯を描写。占いとの出会い、バラエティー番組などでの活躍ぶりに加え、島倉千代子とのトラブルや陽明学者・安岡正篤との再婚騒動などが全11話にわたって配信されている。

――貧困エピソードで衝撃的だったのは、数子が幼いきょうだいにお地蔵さんの干からびたお供えご飯を盗んで与え、自身はミミズを食べたシーンでした。あれは本当なのでしょうか?
細木 よく聞かれるのですが、母からそんな話は聞いたことがありません(笑)。事実と違う部分も多々ありましたが、エンタメフィクションとしてはお金もかかっていて面白く見させていただきました。母は生前、「どうせやるなら、なんでも1番がいい」というのが口癖でしたから、話題性があってトップになることを望んでいるんじゃないかなと思っています。ただ、親族の中には「嘘ばっかりで見てられない」と視聴を止めた人もいましたね。

――戸田さんへの印象は変わりましたか?
細木 さすがは役者さんですね。20代から60代くらいを見事に演じきっていて、ところどころ非常に研究されているなという、しぐさなどもありました。

――例えば?
細木 折に触れて口元を触るシーンがあるんです。親指と人差し指で「く」の字を作り、両方の口角を同時にゆっくりなぞる感じ。あれ、母はときどきやっていたのですが、バラエティー番組や人前では見せたことがないはずなんです。スタッフも驚いていました。「どこで知ったんだろう?」って。

――何かを企んでるような、腹に一物あるような、意味深長なシーンで使われていました。
細木 まあ、本人にそんなつもりはなく、食後に口元を拭う程度の感じだったと思うのですが、ドラマでは効果的でしたね。

【関連】プロレスデビュー50年の天龍源一郎が語る“馬場と猪木”「プロレスのすごさを猪木さんに、レスラーのすごさを馬場さんに教わった」