わき役だった具が主役に…立ち食いそば屋が静かなブーム“ぐぅ~”

進化が止まらない!

“国民食”となったラーメン店の倒産が続く一方、ファストフードの元祖といわれる立ち食いそばの新店が続々とオープンし、静かなブームが起きている。

ラーメン店倒産、過去最多を更新

東京商工リサーチによると、2026年1~6月の上半期に倒産したラーメン店は前期同期比44.4%増の36件。’24年同期の33件を超え、’09年以降の上半期では過去最多を更新した。

「立ち食いそば店も材料費や人件費の高騰で、’24年に倒産ラッシュが起きたんですが、その後、持ち直して個性的な立ち食いそばが次々にオープンしています」(グルメライター)

具が主役の新型立ち食いそば台頭

江戸時代の屋台から始まったとされる立ち食いそばは、戦後、時間のないサラリーマンなどに向けた、早くて安いを売りに親しまれて来た歴史がある。

「立ち食いそば屋の大半の店では、うどんも扱っています。首都圏はそばの比率は7割から8割。関西は4割から5割。関西ではうどんが強い。駅構内、周辺の立ち食いそばに代表されるように主流はゆで麺。あらかじめ製麺所でゆで上げられた麺を注文後、再度短時間湯通しして、熱めのつゆをかけて提供する。この方法が人件費やコスト削減に繋がるからです」(同)

立ち食いそばは『名代富士そば』、『ゆで太郎』、『小諸そば』が3大チェーンとされるが、新手の立ち食いそばも登場している。

「最近は、わき役だった具材が主役になった立ち食いそば屋が注目を集めています」(同)

ちなみに、本誌編集部のあるそば店激戦区、東京・神田周辺には肉をごっそり乗せた肉系そばの『立ち食いそば 豊はる』や、『SOBAPY』のグリーンカレーそばが存在感を際立たせている。

塚地武雅の番組も後押しに

また、立ち食いそばブームに一役買っているのが、お笑いコンビ『ドランクドラゴン』の塚地武雅が進行を務める日本全国の立ち食いそば店を巡る番組『ドランク塚地のふらっと立ち食いそば』(BS日テレ)だ。

同番組では『TGS622』(東京・板橋区)の汁がない鴨肉の“あえそば”を取り上げていた。

立ち食いそばも進化する。

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