旧安倍派「裏金5人衆」続々復権か 高市改造人事に暗雲 幹事長交代、支持率急落のドロ沼

割れた「偲ぶ会」に亀裂

旧安倍派裏金議員が着々と復権していく兆しを見せる中、当然、反発する動きもある。旧安倍派による安倍元首相を偲ぶ会が、真っ二つに分かれたのだ。

7月8日の「偲ぶ会」主催は、西村明宏元環境相ら反5人衆グループといわれる。菅義偉元首相が招かれ、参加者は60人を超えた。

対する「偲ぶ会」は、7月15日に約80名の国会議員らを集めた。萩生田氏、西村氏らの主催で、安倍元首相夫人の昭恵さんが出席した。

「自民党議員はもとより、旧安倍派内でも5人衆の暴走に巻き込まれ、厳しい選挙を強いられた被害意識は強い。その不満はマグマのように鬱積している。なのに5人衆メンバーが党3役か重要閣僚に就けば、反発が強まるのは必至。高市氏も、そうした不満を抱える議員らの痛みを感じて人事を行わないと来秋の総裁再選はないだろう」(自民党中堅)

政界長老の話。

「萩生田幹事長なら裏金問題が再燃しかねない。“ゾンビ復活許しまじ”の声も出るだろう。また、鈴木氏が幹事長ポストを外されれば“義兄心”に駆られた麻生氏も黙っていない。反高市の急先鋒と化すはず」

高市氏を待ち受ける、前門の旧安倍派裏金5人衆、後門の麻生派。

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