旧安倍派「裏金5人衆」続々復権か 高市改造人事に暗雲 幹事長交代、支持率急落のドロ沼

浮上する後任・萩生田氏

鈴木氏の後任幹事長の名前も取り沙汰されている。

「高市氏はアベノミクスの継承者。その意味では安倍晋三元首相の覚えもめでたかった萩生田光一幹事長代行です。萩生田氏は安倍派の政治資金パーティー収入を所属議員に還流させて裏金化した重鎮の『裏金5人衆』の1人。それでも高市氏の萩生田氏への信頼は揺るぎない。高市政権を支える要の幹事長として、各方面に辣腕を振るうことを期待している。結果を出せば、裏金の汚名返上にもなりますから」(同)

裏金5人衆、続々復権へ

裏金5人衆といえば、西村康稔元経産相もしかり。全国が注目する9月に行われる沖縄県知事選では、党選挙対策委員長として奔走している。

「3期目を目指す現職の玉城デニー氏と事実上の一騎打ちに挑むのが、前那覇市副市長の古謝玄太氏です。自民は古謝氏を推薦している。ここにきて古謝氏が玉城氏を激しく追い上げ、逆転するかもしれない。古謝氏が勝てば、西村株も上がり、党内での発言力は大きく増す」(自民党関係者)

さらに、5人衆の松野博一元官房長官も党組織運動本部長として高市氏がこだわった国旗損壊罪成立に尽力し存在感を示した。

また、5人衆で離党勧告処分を受けた世耕弘成・衆院議員(2024年10月の衆院選に出馬し、参院議員から鞍替え)は依然、自民党参院に大きな影響力を持つとされ、復党願いを届け出ている。

ちなみに、残る5人衆の1人、高木毅元復興相は24年衆院選で落選、2月の衆院選には出馬しなかった。