旧安倍派「裏金5人衆」続々復権か 高市改造人事に暗雲 幹事長交代、支持率急落のドロ沼

“ゾンビ議員”が復活緒兆し!?

高市早苗首相が9月を念頭に置き、内閣改造・自民党役員人事を断行する構えだ。

「高市一強」といわれながらも、2年間限定で消費税1%、衆院定数削減など党内をまとめきれておらず、決して一枚岩ではない。新人事前から「命取り改造」「裏金新執行部」と疑念する声がかまびすしい。敵は身内にあり。高市政権の足元をすくわれかねない政界舞台裏をバラす!

支持率急落、高市に暗雲

「NHKの8月最新世論調査で、高市政権の支持率は7月から5ポイント下がり53%だった。反対に不支持は6ポイント上がり33%。この急激な内閣支持率下降傾向は、他のメディア調査でも似たり寄ったり。首相も大きな衝撃を受けている」(政治アナリスト)

高市氏は日本の憲政史上初の女性首相。しかも、岩盤保守層から期待され、昨年10月の内閣発足時は80%台の高支持率を得た。その勢いで今年1月、衆院解散に踏み切った。そして、2月の衆院選で自民党は3分の2を超える316議席を獲得、歴史的大勝を勝ち取った。

「高市政権を支えてきたのが高支持率だけに、ここにきての支持率急落は政権基盤を危うくするだけでない。来年秋の自民党総裁選で再選を目指す高市氏にとって放ってはおけない崖っぷち。新人事で主要閣僚、党役員を一新して支持率アップにつなげたいところだ」(同)

焦点は鈴木幹事長の去就

まず、目玉人事は党を仕切る要の幹事長だ。

「高市氏は鈴木俊一幹事長を交代させたい腹のようです。公明党が連立離脱し、窮地に陥った高市氏を救ったのが日本維新の会。鈴木氏は義兄の麻生太郎副総裁が切望する皇室典範改正を最優先にした国会運営に奔走したため、維新の最重要政策である衆院議員定数削減を先の国会で潰した。煮え湯を飲まされた高市氏は恨みを募らせている上、連立を組む維新との今後の関係性も重視している」(政治担当デスク)

高市氏が幹事長交代を目論む理由はもう一つある。もともと高市氏は、赤字国債を発行してでも積極的投資を行い景気浮上させる「責任ある積極財政」が信条。対する鈴木氏は財務相経験のある麻生氏共々、財政健全化に理解を示している。

「それでも高市氏が鈴木氏を幹事長に起用したのは、総裁選で麻生派が全面支援してくれたから。つまり、『早苗の恩返し』です。経済政策が異なっていても、約1年間は我慢の政権運営を保ってきた。だが、支持率もダダ下がりの中、今こそ高市色を前面に打ち出さなければ、高市政権は危険水域へ一直線に突入する。高市氏はここが勝負どころとして、“麻生&鈴木両切り”で政権浮揚につなげたい戦略」(同)

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