「次の台風」が来る前に今夜家でやるべき4つのこと 台風襲来時の72時間サバイバル術

画像はAIで生成したイメージ

8月13日夜から千葉県を直撃した記録的豪雨「令和8年8月千葉豪雨」では死者10人、住宅浸水は約1,500棟に達した。千葉市では24時間降水量が360ミリを超え、8月の平年月間降水量の3倍以上を記録して観測史上1位を更新した。

また、懸念されていた台風17号は熱帯低気圧となったが、今年は例年の1.6倍もの台風が発生しているという。台風シーズンはまだ終わっておらず、災害に巻き込まれる可能性は依然続いているのだ。

千葉で起きた「まさか」の連鎖

「まさかうちが浸かるとは思わなかった」――台風15号による豪雨被災にあった千葉県民の多くがそう口にした。ウェザーニューズの分析では、今回の浸水被害報告約2万件のうち、2人に1人が浸水想定区域「外」での被災だったとされている。

ハザードマップを確認して「うちは大丈夫」と安心していた人が、想定外の場所で水に囲まれた。備えは「危険エリアの住民だけのもの」ではない時代になってきているのだ。

「今回の豪雨では蘇我変電所が浸水して停電が長期化し、停電戸数は一時2万軒に達した。ガスの一部供給停止も重なり、生活インフラが複合的に機能を失った。JR蘇我駅では帰宅困難者が発生し、千葉県は自衛隊に災害派遣を要請。県内の陸上自衛隊駐屯地2カ所から大型バスなど計6両が派遣され、一時滞在施設となった県文化会館へ輸送しました」(社会部記者)

電気・ガス・交通のすべてが同時に止まる事態は、もはや「最悪のシナリオ」ではなく、常に災害時に「起こりうる現実」とも言えるのである。

停電・断水・孤立、72時間を乗り切る備蓄の鉄則

そうした中で我々は、今後どんな備えをしなくてはならないのか。

「内閣府が推奨する備蓄の目安は最低3日分(72時間)、できれば1週間分だ。水は1人1日3リットルが目安で、4人家族なら72時間で36リットル必要になる。食料は加熱不要で食べられるもの、またはカセットコンロで調理できるものを選ぶ必要がある」(防災ジャーナリスト)

こうした備蓄の「量」の目安を頭に入れたうえで、今夜から具体的な行動に落とし込むことが重要だ。

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