両横綱の不甲斐なさに横審激怒! 「月給ドロボー」と化した大の里・豊昇龍の窮地

日本相撲協会公式サイトより

大相撲名古屋場所は、関脇安青錦(22)が痛めた左足の痛みに耐えながら大関霧島(30)、関脇熱海富士(23)との三つ巴戦を制して見事優勝。千秋楽から10日以上経っても「よくやった」「たいしたものだ」と言う絶賛の声が鳴り止まない。

その一方で、すっかり株を落としたのが大の里(26)、豊昇龍(27)の両横綱だ。大の里はなんとか千秋楽まで土俵に上がり続けたものの、2桁にも届かない9勝6敗。豊昇龍に至っては、6つ目の黒星(7勝)を喫した翌日の14日目、突然、「右ハムストリングス損傷などで治療期間約6週間」という診断書を提出して、休場してしまった。「負け越すのを恐れて逃げた」とみられても仕方がない。これで2場所連続、横綱在位9場所で4回目の休場だ。

複数の横綱がそろって2桁以下の成績で場所を終えるのは、1991名古屋場所の旭富士(8勝7敗)、北勝海(9勝6敗)以来、35年ぶり。当然、千秋楽翌日に開かれた定例の横綱審議委員会に集まった委員の目は吊り上がっていた。

35年ぶりの不名誉な惨状…「負け越し回避の休場」に吊り上がる横審の目

大島理森委員長(元衆院議長)は不名誉とされる「激励」などの決議は協議されなかったと明かした上で、「その前段階かもしれない。いっそう、横綱としての責任、自覚、心技体の言葉をもとに体を万全にし、横綱としての姿を見せる責任がある」と追及した。

とりわけ、去年の初場所後に横綱に昇進して以来、優勝経験がない豊昇龍に対しては「(千秋楽を目前にして休場したのは)誠に残念だった。横綱昇進のときに発した気魄一閃(きはくいっせん)という言葉を思い起こしてがんばって欲しい」と厳しく指摘した。

「豊昇龍の低迷が霧島の綱取りを難しいものにした。同じような弱い横綱を作ってはどうしようもないからです」(大相撲担当記者)

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優勝賞金2000万円時代へ…両横綱に突きつけられた「月給ドロボー」回避の絶対条件

7月30日、日本相撲協会は理事会を開き、来年初場所から幕内の優勝賞金を倍増して2000万円、横綱の給料も1割アップの330万円にすることを決めた。両横綱は「月給ドロボー」とヤジられないよう、次の秋場所では横綱にふさわしい結果を残すしかない。

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