それ本当!? 「死者と結婚できる」「UFO着陸禁止」…都市伝説も真っ青な世界のユニーク法律をのぞき見!

◆コンプラ違反「容姿でビキニ着用を規制」って本当!?(イタリア )

名付けには“トンでもない”制限が…!?

「イタリアでは容姿の美しくない女性はビキニの着用が禁止されている」という話も広く紹介されているが、こちらは具体的な法令や条例が確認できない。一部地域における露出規制やビーチのマナー条例が、伝聞を重ねる中で誇張された表現に変化した可能性が考えられるが、都市伝説であっても差別的な内容を含む主張でもあると言えるだろう。

◆まるでスターウォーズの世界観 「UFO着陸禁止」条例が実在(フランス )

フランスのシャトーヌフ・デュ・パプという村では、1954年に村長の布告という形で「UFO(未確認飛行物体)の着陸を禁止する」条例が実際に制定された記録がある。ブドウ畑が広がる地域を中心に、上空からの着陸や住民への接触を禁じる内容で、当時の村長名で正式に布告されたとされる。

荒唐無稽に思える内容だが、地方自治体の首長が発する布告としては形式上有効なものであり、話題作りやユーモアの意味合いも込められていたとみられる。国全体の法律ではなく、あくまで一地域の条例という位置づけだが、まったくの作り話ではない点が興味深い。

◆「夜10時以降は水を流すな」は実は法律ではない(スイス )

スイスでは「夜間は集合住宅でトイレの水を流してはいけない」といった規則がしばしば紹介されるが、これは国の法律ではなく、多くの場合アパートやマンションの管理規則(ハウスルール)に基づくもの。

スイスの集合住宅では住民同士のトラブルを避けるため、掃除機がけや洗濯、入浴などの生活音に関する細かな規則を定めている物件が多く、その一環として夜間の水回り使用に配慮を求めるケースがある。「国の法律で禁止されている」という紹介のされ方は誇張であり、実際には建物ごとのローカルルールという理解が正確だ。

◆有名な「豚にナポレオンの名付け」禁止は都市伝説?(フランス)

「フランスでは豚にナポレオンと名付けてはいけない」という話は、世界の変な法律リストの定番として広く紹介されている。しかしこの話の出所を辿ると、1945年に発表されたジョージ・オーウェルの小説『動物農場』に登場する独裁的な豚のキャラクター名に由来するとみられ、実在の法令として裏付ける資料は確認できていない。

複数の紹介サイトがこれを事実として掲載しているが、実際にはフィクション由来の噂が独り歩きした可能性が高い。広く知られているからといって史実・法令として正しいとは限らない、典型的な誤情報拡散の事例と言える。

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