大谷翔平に第2子誕生も左ヒザ炎症の不安とドジャースを襲う魔の2番打者呪縛

ロサンゼルス・ドジャース公式インスタグラムより

ドジャースの大谷翔平(31)に第2子が誕生し、休養が与えられたのは6月19日(現地時間)だった。MLBの"父親休暇制度"では最長3日の休養が取れるが、大谷は翌日から復帰し、自ら9回に16号アーチの祝砲を上げてみせた。

「十分に休養を取ってもらいたかったというのが、ドジャースの本音です。左ヒザの炎症は、まだ治まっていません」(現地メディア)

大谷は同11日のパイレーツ戦で「左膝の炎症」で途中交代し、翌日はスタメンを外れた。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「軽症だ」と伝えていたが、その後もクラブハウスでアイシングをする姿が何度か目撃されている。

「ぶつけたとかのケガではありません。疲労が原因です」(同)

左ヒザ炎症を抱える大谷の疲労と休養の必要性

ドジャースの見解は「地区優勝は当たり前。選手にはその後のポストシーズンマッチ、ワールドシリーズでベストコンディションになるように」だ。今後も休養を取りながらの出場になりそうだが、大谷を巡るチームの問題はそれだけではなかった。

「2番バッターが深刻な問題となっています」(同)

「1番DH」が大谷の指定席。その後を打つ2番バッターがどういうわけか、こぞって不振に陥っているのだ。

【関連】メッツ千賀滉大が中継ぎ降格…契約破棄で今オフに日本球界復帰の現実味

ベッツやフリーマンら強打者が陥る深刻な不振

米・記録サイト「ベースボール・リファレンス」がまとめたデータによれば、ムーキー・ベッツが2番に入った際の打率が1割4分9厘で、フレディ・フリーマンが2割1分3厘、カイル・タッカーが2割3分8厘。6月22日に2番を務めたアンディ・パヘスも5打数無安打に終わっている。原因は不明。通常、メジャーリーグの2番バッターは強打者が務める花形である。しかし、同社は「ここまでくると、ドジャースの2番打者には呪いがかかっていると本気で思ってしまう」と嘆いていた。

データ分析のプロが「呪い」を口にするのも滑稽だが、こんな声も聞かれた。

「昨季、2番を務めたベッツが、大谷の次を打つ難しさを話していました。ホームランが出た後の独特の緊張感、大谷が出塁した後に求められる進塁打などの重圧です」(特派記者)

同社は「いっそ、大谷に2番を打たせてみたら?」とも提案していたが、今の大谷を余計に疲れさせてしまうかもしれない。ともあれ、今後は大谷が打ちまくって"2番問題"を消し去るしかないようだ。

【関連】【MLB】大谷翔平ピンチ!? 選手会“年俸爆上げ案”に機構が提示したのは「ドジャース解体ルール」だった