メッツ千賀滉大が中継ぎ降格…契約破棄で今オフに日本球界復帰の現実味

千賀滉大インスタグラムより

メッツは現地時間6月24日、千賀滉大(33)を先発からリリーフに配置転換することを発表した。

「この発表をファンは淡々と受け止めていました」(現地記者)

前日のカブス戦でのこと。千賀は今季7度目の先発マウンドに上がったが、4回途中を2本塁打を含む3安打7失点、6四死球と大乱調で6敗目を喫していた。いまだ勝ち星ナシである。試合後、メッツのカルロス・メンドーサ監督(当時)も「何か決断を下すことになるだろう」と、千賀の先発ローテーション落ちを示唆していたので、ファンは驚かなかったというわけだ。

ところが、その配置転換発表からわずか2日後の6月26日(同27日)、今度は当のメンドーサ監督自身がまさかのシーズン途中解任。指揮官不在のまま、千賀は新たに就任したアンディ・グリーン監督代行の下でリリーフ生活をスタートさせることになった。

「千賀はリリーフに回ることで、結果を出さなければなりませんが、並大抵の成績ではチームに残れないでしょう」(同)

実際、先発では0勝6敗、防御率10.08と結果を残せぬまま中継ぎへ回った千賀は、6月28日(同29日)の本拠地・フィリーズ戦でリリーフ初登板。いきなりロングリリーフを任され5回・80球を投げたが、シュワバーに逆転弾を浴びて2失点。防御率は9.09となり、今季7敗目を喫する結果となった。

金満補強の象徴が直面する高額契約と費用対効果

今季が5年契約の4年目。契約は来季も残っているが、メッツはチーム再建の真っ只中であり、「先発投手の若返り」と「費用対効果」がテーマになっているという。

「一時期、大金を払ってビッグネームを集めていました。でも結果にはつながらず、金満体質は改めるべきとなったんです。2022年オフに5年7500万ドル(約98億円)で契約した千賀は、バブル補強時代の象徴のように扱われてきました。何度か、トレード要員として報じられたこともありました」(同)

リリーフに回されたのも「ケガではないのなら元手を取って」の発想なのだろう。後半戦の成績次第では「5年契約も途中破棄」ということにもなりかねない。

「トレード要員に挙げられ、まとまらなかったということは、他球団も評価していないのでしょう」(同)

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メジャー契約破棄なら古巣ソフトバンクへの復帰も ?

契約破棄となり、今オフの米FA市場に出たとしても、厳しい契約しかないだろう。ロッキーズの菅野智之のようにローカル球団との契約を受け入れるか、同時に聞かれたのはNPBへの帰還だ。そうなった場合、古巣のソフトバンクがどう出るのかも注目される。

「ソフトバンクが獲得を見送り、パ・リーグの他球団に行ったら、対戦カードとしては面白そうですが、福岡のファンは複雑でしょうね」(スポーツ紙記者)

小笠原慎之介(28)も古巣ではなく、同一リーグの巨人を選んだ。「中日は最初から声を掛けていない」との話も聞くが、竜党は最下位脱出の救世主にと思っていた。いずれにしても、千賀の今後の動向に注目だ。

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