『笑点』ギネス認定の裏で好楽・小遊三の後継者選び難航、山田隆夫にも降板説

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「本来、世界に認められるなんてテレビマンとしては本当に嬉しいニュースなんですが、番組スタッフは皆が暗い顔をしている」

こう漏らすのは日本テレビの編成関係者。放送60年を迎えた『笑点』がギネス世界記録に認定された。6月7日の放送では最年長の三遊亭好楽に認定証が手渡され、祝福ムード一色に染まった。だが、その舞台裏で頭を抱えているのが制作陣。悩みの種は、笑点メンバーの後継者選びだ。

「一番の懸案事項は三遊亭好楽さんと三遊亭小遊三さんの後任です。それぞれ79歳。番組への貢献度は計り知れませんが、収録や地方公演、イベントをこなす体力面や健康問題を考慮すると現体制を維持できない。来年か再来年にも、卒業させるシナリオが局内で現実味をもって語られているんです」(芸能プロ関係者)

『笑点』の人事には、昔から明確な条件がある。第1に、寄席で鍛えられた実力。第2に、テレビに対応できる瞬発力。第3に、キャラクターが立っていること。単に落語がうまいだけでは、座布団には座れないのだ。

「番組側が欲しいのは、落語界の格とテレビ向きの軽さを兼ね備えた人材です。理想は40代から50代。その背景に制作費を抑える目的もある」(制作関係者)

現在、後継者として浮上している1人が、春風亭昇々(41)だという。

「春風亭昇太門下で、創作落語にも強い。40代前半という若さも魅力で、イジられても返せるタイプ。昇太体制をさらに強める人事として、局内では賛成意見も多い」(日テレ編成幹部)

「そしてもう1人、名前が出ているのが桂吉弥(55)。NHK朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』で全国区となり、『バラエティー生活笑百科』でも茶の間に顔を売った。柔らかい語り口と関西の明るさは、番組に新しい風を入れるはず」(同)

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座布団運び・山田隆夫の後任には芸人のイジられ役の名前も

一方、日テレ編成部を悩ませ、苛立たせているのが、座布団運びの山田隆夫(69)だ。1984年から"山田くん"として親しまれてきたが、近年は口数も減り、以前のような体を張った笑いも取れなくなった。そんな山田に持ち上がったのが、『週刊文春』が報じた誹謗中傷トラブルだ。

「あの一件で局内の空気は一変した。『笑点』は笑いが命。山田が座布団を運んでも、今までのように彼を受け入れられないわけです。秋改編前後に降板という決断もあり得る」(事情通)

万が一に備え、後任の選定が始まっているという。

「山田の後任なので、落語家に限らない。『ずん』の飯尾和樹や松村邦洋、『錦鯉』の長谷川雅紀、『安田大サーカス』のクロちゃんといった芸能界のイジられ役の芸人らの名前が取り沙汰されています」(日テレ関係者)

人事こそ『笑点』最大の"大喜利"になるのかもしれない。

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