『VIVANT』続編がついに始動、視聴率好調も採算面でTBS上層部は胃薬手放せず

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TBSの夏は、すでに『VIVANT』で始まっている。7月26日、日曜劇場にあの怪物ドラマが戻ってくる。堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李、役所広司…。名前を並べただけで、そこらの映画が霞んでしまう布陣だ。

前作は「別班」「公安」「テント」を巡る謎が謎を呼び、日曜夜のSNSは考察班で溢れ返った。最終回は世帯視聴率19.6%。近年の民放ドラマでは文句なしの勝利。ところが、肝心のTBS幹部は笑っていなかった。

「視聴率は取れるが、問題はそこじゃない。制作費を回収できなければ社内的には勝ちにならない。前作も大ヒットの裏で、採算面では相当苦しかったと聞いている」(制作関係者)

前作の段階で、制作費は1話1億円規模とささやかれた。通常の民放プライム帯ドラマなら、1話3000万〜5000万円でも十分に大作扱い。ところが『VIVANT』は、海外ロケ、大物キャスト、巨大セットと、金のかかる要素を全部盛りにした作品。しかも新章は2クール連続の放送だ。

「TBSは今さらこの編成を降りられないんです。ここで規模を小さくしたら『VIVANT』ではなくなる。かといって、前作以上に金を突っ込めば、局内の経理が黙っていない。現場はお祭り騒ぎだが、上層部は胃薬が手放せない状態です」(TBS関係者)

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海外配信での大ヒット狙うも、"考察ドラマ"は海外に不向き

頼みの綱は海外配信と二次展開。しかし、前作はNetflixの日本ランキングで首位を取るも、世界を巻き込む大ヒットには至らなかった。日本の視聴者なら「別班」という響きだけで国家の裏側を想像できるが、海外視聴者にとっては馴染みがないという。

「配信の世界は、最初の数分で分からなければ、視聴者は離脱する。日本では"考察できるドラマ"が強みになったが、海外では"説明が多いドラマ"はNGなんです」(芸能プロ関係者)

華やかな番宣の裏で、TBS上層部はそろばんを弾き続けている。

果たして続編は前作を超える大ヒットになるのか、それとも――。

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