サバンナ高橋「和解」も消えぬ不信感。NHK続投の裏で刻まれた「いじめ」の刻印。第二のTKO木下となる日も近い?

吉本興業公式サイトより

NHKが5月12日、子供向け番組『みいつけた!』のコッシー役について、サバンナ高橋茂雄(50)の「出演予定に変更なし」と公式に説明した。

告発者である中山功太が「いじめという表現は不適切だった」と謝罪・撤回したことを受けての判断だろう。

だが、この“温情判決”に対し、世間の反応は極めて冷ややかだ。騒動の火種となった「生放送5秒前のメンタル攻撃」や、元後輩たちによる生々しい告発の記憶が、そう簡単に消えてなくなるわけではないからだ。

この、一度ついた悪評が濁流のように広がり、取り返しがつかなくなる光景――。我々はどこかで見たことがないだろうか。そう、パワハラ問題で事実上の追放状態となったTKO・木下隆行の転落劇とあまりに酷似しているのだ。

「8万円のいじり」から始まった転落。一度ついた「嫌な奴」の刻印

改めて振り返れば、木下の転落のきっかけは2019年の「ペットボトル事件」だった。

先輩芸人の結婚式費用として集めた8万円の会費を巡る着服疑惑を、後輩のオジンオズボーン・篠宮暁がいじったことに激高。楽屋という密室で、木下が篠宮の顔面目掛けてペットボトルを投げつけたパワハラ事件である。

以前、この当事者である篠宮が、密室の事件がなぜ日本中に知れ渡ったのかについて「僕がめっちゃ言いふらした」と明かし話題になった。

一見、芸人らしい笑い話だが、その本質は残酷だ。もし木下が普段から後輩に慕われる先輩であったなら、篠宮も暴露などしなかったはず。投げつけられたペットボトルは、溜まりに溜まった「後輩たちの怨念」を爆発させるトリガーに過ぎなかった。

結果、木下は世間から「裏表のある嫌な奴」と完全に認識され、事件から数年が経過した今もなお好感度は一向に上がっていない。テレビに映るだけで拒絶反応が出るという、タレントとして「致命的な刻印」を押されてしまったからだ。

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