三陸沖M7.7は「悪夢の始まり」か 東日本大震災と同じ境界で発生、スロースリップが次の巨大地震を誘発する

南海トラフ・首都直下・富士山噴火をジャーナリストが警告

防災ジャーナリストの渡辺実氏が、こう注意を促す。

「日本中どこに出かけても、危険と隣り合わせです。無事でいられる場所なんて、ありません。それなのに、海外情勢の報道を最優先していていいんでしょうか。国内で巨大地震が起こった今こそ、もっと伝えるべきことがある。例えば、遠出をする際には、出かける先のハザードマップをきっちりとチェックした方がいいですよ」

渡辺氏が続ける。

「日本は今、どこでも天変地異の危険があります。南海トラフの巨大地震も迫っている上、首都直下地震はいつ起こっても不思議ではありません。それだけでなく、富士山も300年以上の眠りを経て、大噴火するかもしれない」

外国人なら逃げ出すところだが、日本人はそういうわけにもいかず長い間、地震と向き合ってきた。

「地震の活動期に入った今、我々は遠からず巨大地震を経験することになる。いざというときに、どう行動すべきか。真剣に考えてほしいですね」(同)

4月27日午前5時23分ごろ、北海道浦幌町で最大震度5強、M6.2を観測する地震が発生。震源の深さは83キロ。気象庁によると、この地震は同20日夕方に三陸沖で発生した地震とは、直接の関係はないとのことだった。

ただ、巨大地震発生の“カウントダウン”が刻一刻と迫っていることは確か。万が一に備えた防災対策が不可欠だ。

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