既婚者なのに他の女性宅に宿泊も発覚 岡山県警警視が懲戒免職になるまで【一部始終】

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警察担当の20代女性記者の下半身などを弄び、不同意わいせつ罪で起訴された岡山県警・警視の和田弘男被告(59)に対し、岡山地裁は4月9日、懲役2年の実刑判決を下した。

現職の県警幹部が塀の中へ消えるという異常な事件は、2年前の2024年5月13日、午後8時ごろ発生した。

夜回り取材で自宅に招き泥酔させる

事件の端緒は、女性記者が岡山県倉敷市の住宅に手榴弾が投げ込まれた事件を取材しようと、当時・組織犯罪対策1課長だった和田被告の自宅を夜回りで訪問したことだった。

「和田課長は普段からマスコミ対応が丁寧で、彼女を自宅に上げた。女性も特ダネが取れると思い家に入ったが、話は雑談だけ。そのうち日本酒を勧められ、泥酔して意識を失ってしまったそうです」(事件記者)

7時間超の密室、2人の主張は真っ向対立

そして女性記者が気付いたときには和田被告にキスをされ、体全体を触られていた。裁判では和田被告の“犯行時間”を夜9時〜翌朝4時20分ごろまでと認定。7時間以上にわたる密室での出来事だった。

「公判で2人の主張は真っ向から対立しました。和田被告は『女性が自分から抱きついてきた。わいせつ行為は一切していない』と無罪を主張。一方、女性は『目覚めたら被告に馬乗りにされ、体中をまさぐられていた』と語っています」(同)

女性は昨年12月の証人尋問で、「口は酒臭く、舌もザラザラしていて気持ち悪かった」と、被告の行為を生々しく証言した。

既婚なのに他の女性宅に繰り返し宿泊も

県警によると、和田被告が既婚でありながら30代の知人女性宅に繰り返し宿泊するなど、不適切な行為をしていたことも発覚。身内のスキャンダルに岡山県警は震撼した。

即日控訴も4月20日付で懲戒免職に

一方、和田被告は判決を不服として即日控訴したが、岡山県警は4月20日付で懲戒免職処分にした。マル暴刑事の土俵際の法廷闘争は、もうしばらく続きそうだ

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