ソフトバンク「総年俸80億円突破」でNPBがぜいたく税導入へ!佐々木麟太郎10億円契約の波紋

 

ボーダーラインは総額40億円

MLBのモデルを参考に試算すると、ボーダーラインは総額40億円。

原則20%がペナルティーのため40億円オーバーのソフトバンクは8億円、巨人5億円、阪神3億円…など計6チームが課徴される。

「金満なソフトバンクには容易だろうが、MLBルールでは超過年が連続すると30%、50%と税率がアップする。ドラフトの指名順位も大きく下降させられる。これが厄介、ボディーブローのようにじわじわ効いてくる」(MLBアナリスト)

'24年に大谷翔平&山本由伸、'25年にスネル&佐々木朗希&キム・ヘソン、'26年にディアス&タッカーと大物選手を乱獲し続けているドジャースは、年俸総額も年々上昇。今年のドラフトでは1巡目指名を剥奪され、2巡目の10番目(全体の40番目)が最初。次が4巡目で、その次が7巡目。隠れた威力がここにある。

これまでNPB球団、選手会ともに「ぜいたく税」には反対だった。

それがここに来て、いずれも賛成に転換しつつある。

「低収益球団の補強救済資金に回すだけでなく、財源不足で'11年に廃止された終身年金に充てる案が示されているからです。この制度設計は大きい」(スポーツ紙記者)

そのきっかけがソフトバンクのドジャース化であり、掟破り的なドラ1・佐々木麟太郎の10億円契約金構想。

ぜいたく税採用の揺さぶりは、これ以上ない抑止策ではあるのだが…。

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