自転車の歩道走行はどうなる? 4月から青切符113種類の違反と反則金を徹底解説

知っておきたい「自転車安全利用五則」

警察庁は、自転車のルールを分かりやすくするため、「自転車安全利用五則」を定めている。

五則1は「自転車は車道が原則、左側を通行、歩道は例外、歩行者を優先」。道路交通法上、自転車は「軽車両」で自動車と同じ「車両」の一種となるため、歩道または路側帯と車道の区別のある道路では、原則として、車道を通行しなければならず、基本的に道路の左側端に寄って通行しなければならない。

さらに、五則2・交差点では信号と一時停止を守って安全確認、五則3・夜間はライトを点灯、五則4・飲酒運転は禁止、五則5・ヘルメットを着用といったことが定められている。

「自転車天国」解消にはまだ時間がかかる

自転車利用者が五則を守ることが自転車事故の減少や被害の減少に直結するが、周知はまだまだ徹底されていない。

「自転車が完全に歩道を通行できなくなった」と思い込んだ歩行者と自転車とのトラブルが起きる恐れもあり、今後も混乱が予想される。

「自転車事故の抑止に一歩踏み出したことは間違いないが、制度が複雑ですべてをきちんと理解してもらうには時間が掛かる。自転車の交通ルールを学ぶ機会を増やしたり、警察が青切符の運用を活発化させたりして、周知させていくことが重要だ」(前出・交通問題に詳しい専門家)

「自転車天国」の解消にはまだまだ時間が掛かりそうだ。

【関連】金高騰で急増! 「偽テスター」で脅しタダ同然で奪う、悪質買い取り業者の飽くなき商魂【令和の卑劣ビジネス大全2】