「今のフジはキャリアの墓場」月9も踊るも…救世主・織田裕二頼みに漂う“限界”

織田裕二(C)週刊実話Web

1980年代、『楽しくなければテレビじゃない』のキャッチコピーで、民放の王者として君臨し続けたフジテレビ。いまやその栄光は見る影もない。

「すべては'24年12月に報じられた中居正広氏(53)と元女性アナウンサーを巡る深刻な性加害トラブルだった。当初は局を挙げて事件の矮小化を試み、中居を守ろうとしたが、第三者委員会の調査が入るや、組織に蔓延するセクハラ体質とガバナンスの崩壊が露呈した。
その結果、局員の人権を蔑ろにする企業風土にナショナルクライアントがNGを出した。フジテレビの常識は世間の非常識ということが白日の下にさらされたんです」(フジテレビ関係者)

第三者委員会の調査報告書公表から1年が経過し、フジテレビで吹き荒れているのは再生の風ではなく、逃げ出す者たちの悲鳴と怨嗟、さらにはリストラされた者たちの呪詛だった。

NHKの切り札がわずか2年でリストラ

今回、フジテレビを巡る混迷の象徴が、夕方の報道番組『LiveNews イット!』の顔として迎えられた青井実(45)の惨状だ。

“フジテレビのドン”日枝久元相談役の肝入りで、異例の待遇をもってNHKからヘッドハンティングされた青井は、フジ再生の切り札になるはずだった。

「フジ移籍後に古巣のNHKでの女性や金にまつわる悪い風聞や、番組『イット!』でのパワハラ気質の言動が露呈します。
以前だったら厳重注意で済んだ話だったが、中居問題以降に社是となった過剰な『人権ファースト』で青井にも大ナタを振るうことになった。最終的には番組の低視聴率や制作費の逼迫問題などで1本当たり100万円超えのギャラを受け取っていた青井にリストラのジャッジが下された。
本来なら日枝氏が守ったでしょうが、現在は退任し求心力も消え失せた。だから彼の守護者は局内には存在しないわけです。いずれにせよ、NHKから三顧の礼で迎えた青井をわずか2年でリストラするなんて本当に異例の事態です」(フジテレビ幹部)

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