「秋までもたない」高市政権の危機 麻生副総裁が「次は茂木」と公言する“ポスト高市”の現実味

茂木敏充氏のXより

イラン戦争という一大事の最中、高市政権内では不協和音がささやかれ、先行きが不透明になってきた。一寸先は闇。先の衆院選で自民党を歴史的大勝に導いた高市早苗首相は政権基盤を盤石なものにしたと思われたが、イラン情勢によってはどう転ぶか分からなくなった。政界では「秋までもたないのではないか」の観測も流れ始めた!

今井参与との確執 自衛隊派遣めぐり見解相違が表面化

「政権の雲行きが怪しくなった最大要因は、高市氏自身にある。衆院選を経て“高市1強”になったこと、高支持率に浮かれ、周囲の声に耳を傾ける謙虚さが減り、傲慢になっていることに尽きる」(自民党幹部)

自民党幹部に言わせると、その極端な例は本誌や複数メディアが既報した安倍晋三元首相の懐刀として知られた今井尚哉内閣官房参与との抜き差しならない関係だ。

ホルムズ海峡への自衛隊派遣を巡って高市氏との見解相違が浮き彫りとなった。トランプ米大統領一辺倒の高市氏は自衛隊派遣容認、今井氏は反対という対立だ。

「高市氏は国会で『今井さんの名誉のために言うが、そのような話(自衛隊派遣阻止)を私にしに来られたことはありません。完全な誤報』と対立を否定したが、官邸関係者は『今井さんの話、多少誇張されているが、火のないところに煙は立たないだろう』と漏らしています」(自民党秘書)

他にも、今井氏は昨秋の台湾有事を巡る存立危機事態の首相答弁に軌道修正を求め、昨年末の尾上定正首相補佐官の『ニッポン核保有発言』でも尾上氏の更迭を高市氏に進言したが、暖簾に腕押しだった。

【関連】「何やってんだ!」高市首相、トランプ激怒の国難当日に"美容対談"30分…優先順位はそれでいいのか