「水ダウ」2年連続ダマされ王・高野正成が明かすドッキリ24回の真実

■小宮にイジられ20分 帰り道に「キレ宣言」

岸大将

──そんなお二人は、2011年にワタナベコメディスクールに入学されました。
東京03さんみたいなコントをしたかったので、プロダクション人力舎のスクールJCAに行こうと思ってたんですよ。でも、大学生は入れないんです。俺は退学して入ろうと思ってたんですが、高野が「大学辞めたくない」と。
高野 大学は卒業するもんじゃないですか。

──意外と手堅いですね。
高野 教員免許も取ってたし、それで今辞めるのは意味が分かんないと。

──最初はどんなネタを?
『キングオブコント』に出たかったので、普通のコントをやってました。でも変なコントもやってたか。

──どうやって今のスタイルに?
高野が大声でツッコむネタはあったんですけど、今のスタイルになったのはマセキ芸能社に入って1年ぐらいのときでしたね。三四郎さんMCのライブがあって、そのときに高野がずっと小宮(浩信)さんからイジられてたんですよ。でも、高野は全然怒らない。それが20分くらい続き、とうとう「うるせーな! さっきからしつけぇんだよ!!」とキレ、これがウケたんです。その帰り道に高野が「俺、平場あの感じで行くわ」ってカッコつけて言ってましたね。

──高野さんはプライベートでもキレるんですか?
本当は全然怒んない男なんですよ。すごい人間としてはまん丸な、なんかこうプレーンなのに、芸風だけめっちゃ尖ってる不思議な存在なんですよね。
高野 仕事で腹立たされすぎて、怒らなくなってるのかもしれないです。プライベートで水ぶっかけられることもないですし。

──高野さんに怒られたいファンはたくさんいそうですよね。
高野 居酒屋で「今日はキレないんですか?」って言われますよ。「何にキレるんだよこの野郎」って返したら喜んでもらえますね。

──キレる高野さんを期待してるんですね。
高野 ツッコミは自然に出るんですけど、誰かに「脳を通さないでしゃべってるでしょ?」って言われたことありますね。それちょっと思うときがあって、考えないでしゃべってるときがある。思ったことをババババッて言ってるだけで、後で放送を見たとき、こんなこと言ってたんだって驚くときがあります。