落合6敬遠、松井5打席敬遠も…語り継がれるプロ野球「驚愕の珍記録」【球界“珍記録”列伝2】

画像はAIで生成したイメージ

野球は「筋書きのないドラマ」とよく言われるが、試合中には「えっ!」と驚くような「記録」が生まれることもある。中には「何がどうなったらそうなるの?」と、ただただ首を傾げたくなるようなものも少なくない。今回は、そんな興味深い“珍記録”の数々を一挙にご紹介しよう。(2回中の2回)

球界“珍記録”列伝1】を読む

●呆然…4試合連続で満塁ホームランを打たれたチーム

ホームランは相手チームに大きなダメージを与えるが、それが満塁ホームランともなれば、なおさらだ。
その特大ダメージを4試合連続で味わったのが、読売ジャイアンツだ。2022年7月15~17日の広島東洋カープとの3連戦で、ジャイアンツは各試合1本ずつ、計3本の満塁ホームランを浴びた。それが原因でチームは5位に転落するという最悪の展開に。
しかも、悪い流れは次のヤクルトスワローズ戦でも続いた。初回に先発の菅野智之投手がいきなり満塁のピンチを背負うと、ホセ・オスナ選手に満塁ホームランを打たれてしまった。4試合連続で満塁ホームランを許すという屈辱の記録に、マウンド上の菅野投手はもちろん、原辰徳監督の顔も青ざめたという。5試合連続だけは免れたものの、ジャイアンツにとってほろ苦い記憶となったことは間違いない。

●あれ? 1イニングで2つのダブルプレー

2023年9月22日の東北楽天イーグルス対北海道日本ハムファイターズ戦での一幕。2点ビハインドの楽天は2回の攻撃で無死一塁。阿部寿樹内野手の遊ゴロでダブルプレーかと思われたが、日本ハムの1塁手アリエル・マルティネス選手が捕球できずセーフに。
マルティネス選手の失策と阿部選手の併殺打が記録された。続く小郷裕哉選手が投ゴロを打ち、今度こそダブルプレーが成立した。1イニングに2度のダブルプレーが飛び出すという珍しいシーンとなった。
実はこの珍事には「前例」がある。2022年10月27日の日本シリーズ第5戦、オリックス・バファローズ対東京ヤクルトスワローズ(京セラドーム大阪)だ。ヤクルトは同点の5回に無死一・二塁とすると、村上宗隆選手が一ゴロ。「3-6-1」と転送されてタイミングも完全にアウトだったが、田嶋大樹投手が落球(記録は併殺打)。続く1死一・三塁からホセ・オスナ選手も遊ゴロ併殺打に倒れた。この「1イニング2併殺打」は日本シリーズ史上初の記録だった。

【関連】「佐々木朗希の遺産」が開花した WBCで三者三振ショーの種市篤暉にMLBスカウトが熱視線