伊勢ケ浜親方が弟子・伯乃富士に暴行。土俵外でも荒れる春場所

両国国技館 (C)週刊実話Web


春の訪れを告げる大相撲春場所が3月8日から大阪市のエディオンアリーナ大阪で始まっている。

注目は、史上最速タイの大関2場所通過を目指す大関安青錦の綱取り。

今場所もまた、このウクライナ出身の21歳を中心に熱闘が繰り広げられるのは間違いないが、その裏でせっかくの盛り上がりに水を差しかねない火種が燻っている。

6日、日本相撲協会は大阪市内で理事会を開き、2月下旬に弟子の幕内力士、伯乃富士(22)に酒席で暴行を働いた師匠の伊勢ケ浜親方(34、元横綱照ノ富士)に対し、春場所休場という暫定措置を取ったのだ。

伊勢ケ浜部屋といえば、力士31人、十両以上の関取7人を擁する最大の大部屋。

その師匠が、理由はどうであれ、弟子を暴行したというのは、まさに異例。

「酒瓶で殴った」(消息筋)と言う証言まである。

【関連】横綱優勝できない豊昇龍に2つの「致命的欠点」

それ相応の厳罰が予想されます...


「伯乃富士は、去年、退職した白鵬さんが師匠だった旧宮城野部屋からの預かり弟子。もともと、酒癖が悪く、同席していたタニマチが連れて来た女性をからかったという話もありますが、手を出してはいけない力士だったのは確か。そんな微妙な立場の伯乃富士を、顔が腫れ、目も開かないぐらい殴りつけたというので、関係者の多くが引いたほど。伊勢ケ浜親方はすぐ協会に自己申告し、伯乃富士らと説明にも出向きましたが、弟子を暴行して部屋閉鎖の処分を受けた中川親方の例もあり、場所後にそれ相応の厳罰が予想されます」(大相撲担当記者)

気になるのは弟子たちへの影響だ。

先場所、惜しくも優勝決定戦で敗れたものの、今場所、新小結に昇進した熱海富士(23)、生きの良さが売りの義ノ富士(24)、そして伯乃富士ら今をときめく一大勢力だけに、彼らまで精彩を欠くと場所はたちまちシラける。

「当事者の1人、伯乃富士は場所直前に大阪入りし、稽古はほとんどしていない状態で、2日目から左足の負傷のため休場した。熱海富士や義ノ富士らも上位の壁を突破できるか。勝負の場所になる」(一門関係者)

暴力からは何も生まれない。

「週刊実話」3月26日号より

【関連】大相撲人気を反映する大阪「タニマチ」の支援合戦