「高市さんと連絡取ってる」はなんだったのか? 「SANAEコイン」炎上でインフルエンサーたちの“説明責任”に国民の批判が集中

「高市さんとコミュニケーション取ってる」の真偽は?

プロジェクトの中心人物である溝口勇児氏は、格闘技イベント「BreakingDown」のCOOとしても知られる実業家で、ビジネス系YouTubeチャンネル「REAL VALUE」の主宰者だ。

2月25日に公開された「REAL VALUE」の動画で、溝口氏は堀江貴文氏や三崎優太氏ら著名実業家らに「SANAE TOKEN」をアピールし、高市氏との関係性を匂わせるような発言をしていた。

溝口氏は「実は高市さんサイドとは、なんか結構コミュニケーションを取らせていただいていて。『REAL VALUE』クラブの会合にも来てくださいと、『REAL VALUE』クラブの集まりにも来てくださいって話はさせていただいてるんで」と発言。

これに対し、スタジオでは「えー!」「すごい!」と驚きの声が上がり、三崎氏も「え、そんなことになってるんですか? じゃあ高市さんが来て、『REAL VALUE』クラブのみんなと写真撮ったりできるかもしれないってことですよね?」と期待を寄せていた。

だが高市首相は「全く知らない」と全面否定。この食い違いについて、SNSでは発言の真偽を巡る疑問が相次いでいる。

インフルエンサー同士が互いを持ち上げ、信用を“融通し合う”ことでプロジェクトの信頼性を演出する──これが現代のインフルエンサービジネスの典型的な構造だ。しかし、炎上した瞬間にその“信用の輪”は霧散し、誰も責任を取らない。

「意義がある」と賛同したホリエモン、青汁王子は今どこに?

この騒動で最も注目を集めているのが、堀江貴文氏や三崎優太氏ら、溝口氏の動画で「SANAE TOKEN」に賛同するような発言をしていた著名人たちだ。

堀江氏は動画内で「トークンを社会参加の設計に使うのは、本来あるべき姿だよね。なんか金儲けばっかりになっちゃってるからね。単なる投機じゃなくて、社会実装に向かう動きっていうのは、意義があると思いますね。高市総理にも届くといいですね」と賛同していた。

さらに堀江氏は「1年前は想像もしなかったような、みんなも全然想像しなかったような世界線に行ってると思いますので。じゃあ、みんなで応援したいと思うんで。『SANAE TOKEN』および『Japan is Back』プロジェクトに、いってらっしゃい!」と力強く訴えていた。

ところが、高市首相が関与を否定し炎上すると、すでに「REAL VALUE」の動画では「SANAE TOKEN」を紹介していた箇所が削除されている。

3日15時半時点で堀江氏、三崎氏、プロジェクトを提案した京都大学大学院の藤井聡教授もXでは騒動について沈黙を続けている。

昨日まで「意義がある」「応援したい」と語っていた人々が、炎上後は説明を控えている。この“説明責任の空白”に、ネットユーザーからは批判の声が噴出している。