特典の食券は「敗北の予兆」か? ボートレース徳山G1で峰竜太・毒島誠に翻弄されたオヤジの末路

ボートレース徳山

【漢(オヤジ)の旅 山口県周南市(2)】
『週刊実話 ザ・タブー』で連載中の藤木TDC氏による「漢(オヤジ)の旅」は、ギャンブルと酒のドケチ旅。今回は前号に引き続き「山陽連続旅打ち」の後編、山口県周南市のボートレース徳山編である。
前回、広島のボートレース宮島では久々の大(?)勝利も調子に乗って祝杯あげすぎ、財布の中は寒い状態に。だが勝負のツキが残っていれば、まだまだ黒字回収できる可能性はある。ついに勝利の女神が降臨した筆者に栄光は訪れるのか!?

漢(オヤジ)の旅 山口県周南市(1)】を読む

初日はまさかのボウズ 賞金王のまくりに絶叫!

午前のレースが終わったところでキャッシュレスカードに登録。初回登録は600ポイントプレゼント、その300ポイントで500円の場内食事券と交換できる。これはありがたい。

すでに1000円勝った大儲け気分だが、大宮競輪のときは大盤振る舞いの特典をもらったあとの投票はまるで当たらなかった。

キャッシュレスカードと食券

もらった食券400円で豪勢な弁当を買って食べながら7Rの検討。今開催好調の関浩哉が③なら2着はありと①③②、②③①。このとき、カードの登録手続きで自分はスタート展示を見逃していたのが痛かった。

なんと展示どおり地元の⑥海野康志郎が2枠に進入、エエ〜っと二度見したがもう遅い。さらにカド選択の③が猛ダッシュで1マークをまくって先頭逃切り。2枠を奪取した⑥は2着まで。2連単③⑥でも2150円、3連単③⑥①(枠順は421)なら5500円。極端に1枠有利なコースでアウトが勝つとこうなる。キエ〜、難しいィ〜!!

荒れてきたと思いきや9Rは②①③、9Rからは⑥が着に絡み始めて10Rは⑥の峰竜太が4枠進入でなんとイン差しからバックでゴボウ抜きの1着。11Rは1走め①でスットボケた毒島誠(2024年賞金王)が3枠から強烈にまくって1着、「ブス! 余計なことすんな!!」と思わず叫ぶ。しかも3着に予想した④は2マークで転覆。オチはそれかよ…。

精も根も尽きて、最終レースを残して徳山駅まで無料バス(帰りはバスのみ。そりゃそうだよね)で煤けたジジイたちと徳山駅へ戻る。ボートレース徳山、初日0勝。まあ、元に戻ったといえばそれまでだが…。

吹きすさぶ真冬の風が冷たい。そして徳山の市街は寂しかった。駅前の商店街、南銀街や闇市の名残を感じさせる中央街は見事にシャッター化。駅から10分ほど歩いた飯島町の青空公園周辺が酒場の集まる盛り場だが、チェーン系居酒屋と若者向けの店ばかりで、オッサンが入りやすい古びた安そうな酒場は少ない。

ようやく発見した居酒屋『岡』に入ると70代の大女将が「いらっしゃ〜い」と歓迎。老舗かと思いきや、半年前、別の場所に店を出したオーナーから頼まれ娘と営業を始めたと。

おばんざいのおまかせスタイルで、次から次へと料理が出る。途中、娘さんも出勤し、おでん、アジ南蛮、だし巻玉子と器が並ぶ。「ちり鍋も食べる?」と勧められたが、もう食えん。寒いのでお湯割り3杯、お勘定を頼むと3000円ポッキリだった。ホテルへ帰り道、それにしても寒い。瀬戸内の冬をナメたらあかんぜよ。
居酒屋『岡』の料理の数々

【関連】神頼みが炸裂! 尼崎・園田競馬で「頭を使わずに」大逃げ馬券を的中させたドケチ旅まさかの三連勝!