片道1万円の空路を見つけいざ聖地へ! 景観日本一の宮島競艇で挑む首の皮一枚のガチ勝負

「明鏡止水」の心境で本日初投票から的中!

宮島競艇場

そうはいっても、向かうのは競艇場。フェリー乗り場のバス駐車場沿い、新設の遊歩道からコースの第1マークが間近で、大迫力のターンが眼前で展開する。うぅ、早く打ちたい。

徒歩5分ほどで競艇場着。100円払って入場するスタンドは1棟のみでそれほど大きくないが、3階の屋内無料席がガラス越しにピットから1マークまでクリアに見渡せ非常に快適。ガキっぽいアニメやアイドルのジングルがない大人向けの空間だ。

何より、遠くに宮島や瀬戸内海に浮かぶ牡蠣棚を望む景観が素晴らしく絵画のよう。宮島競艇は景観日本一の競艇場だ。

旅打ちだね〜、と、いい気分に浸っている場合ではない。前回の大宮競輪では全敗だった。この絶不調のスランプから脱出できるか、これは自分との戦いでもあるのだ。

さっそく無料の出走表を開いて検討。到着すぐの6Rは見ケンして、本日の結果をざっと見渡すと、6レース中4レースが①アタマで硬い。ただ、モロ①②③は出ていないのがミソで、⑤枠までなら着もある。

ならばと7RはA級B級混合予選のA級選手のみ選んで2連単②④、②⑤と3連複②④⑤と買うと、なんと本日初投票から的中! 2連単は②⑤1180円、3連複は1番人気で340円だが、払戻1520円なら今日は赤字で終わることはないだろう。

こういうときはツイているもので、買う気のなかった8Rを黙って3連複①②③で買ったら、これも的中。

見事的中!


競艇マニアの官能作家・富島健夫は“ギャンブルに勝つには、ギャンブルをしない人間に近い心境にならなければならない”と名言を残したが、無念無想、本日のコースの水面のように波なく穏やかな明鏡止水の心境なら、オレもちゃんと当たるのだ。ま、配当は1番人気220円ぽっちだが。

では明鏡止水の心境でずっと勝負を続けられるか。そんなわけはない。9、10、11Rと欲目が出てハズレ。

それでもこの日はプラス収支なので良しとし、撤収を考えたが最終12R、またも明鏡止水で買った3連単①④③がズバリで580円。勝つときはこうなのだ。

漢(オヤジ)の旅広島県廿日市市編(2)】へ続く

「週刊実話 ザ・タブー」2月6日号より