美のためなら指も切る!? ゴシックホラー映画『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』が描いた“最恐プリンセス”の衝撃

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【LiLiCoオススメ肉食シネマ 第323回】『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』
母・レベッカ(アーネ・ダール・トルプ)の再婚のためにスウェランディア王国にやって来たエルヴィラ(リア・マイレン)。ユリアン王子(イサーク・カムロート)は、すべての淑女の憧れの的。エルヴィラもまた、王子の花嫁になることを夢見ていた。新しく義姉妹となるアグネス(テア・ソフィー・ロック・ネス)美しさとは裏腹に、エルヴィラの容姿はさえなかった。そうした中、アグネスの父が急死したことで状況は一変。あるとき王子の花嫁を選ぶための舞踏会が開かれることになり、母親のレベッカは、美しくなるための身体改造をエルヴィラに施していく。

本作は童話『シンデレラ』がモチーフ

明けましておめでとうございます。お正月はゆっくりお休みできましたか? そして、ずっと仕事だった方! 社会を動かしてくれてありがとうございます。

新年早々、悩みました。清々しく新しい1年を始めたいけれど、海外ですごく話題になった作品が、年明けすぐ日本で公開するからです。ちょっと痛い、いや、かなり痛いシーンが多めのこの作品から、2026年を始めたいと思います。誰もが知る童話『シンデレラ』をモチーフに、脳裏にこびりつく物語が誕生しました。

容姿に悩みを持つ主人公がシンデレラと思いきや、その義理の姉がメイン。これは面白い! つかみが意外過ぎる!! 

ハンサムなスウェランディア王国のユリアン王子は、みんなの憧れ。彼と結婚できたら最高に幸せな人生が待ってる。主人公のエルヴィラと妹のアルマは、母・レベッカの再婚のために、この国にやってくる。義理の姉、アグネスは家柄に恵まれ、しかも美人。一方のエルヴィラはコンプレックスだらけです。

そんなある日、アグネスの父が亡くなり、ユリアン王子の舞踏会が開かれることに。誰もがユリアンと結ばれることを夢見る中、エルヴィラだって例外ではない。美しくなるための改造計画がスタートします。【関連】「“なんだよコイツ”と思いながらも、見ていて面白い」夢に向かって突き進む孤独な男の狂気と悲哀を描いた『ボディビルダー』