WBC2026侍ジャパン最新予想! 大谷翔平×NPB主力の“融合型日本代表”が完成へ──村上宗隆・岡本和真はどうなる?

侍ジャパンオフィシャルサイトより

2026年WBCに向け、日本代表の構想が少しずつ見え始めてきた。大谷翔平をはじめとするMLB組の存在感は鮮烈だが、ここにきてNPBの主力選手たちが持つ“日本らしさ”も重要視されている。

2025年の強化試合で示された方向性は、MLBのパワーとNPBの機動力を組み合わせた“融合型侍ジャパン”。村上宗隆、岡本和真の動向を含め、どんな布陣が現実的なのか──日本代表の最新像を追った。

MLBスターだけでは勝てない現実

2026年WBCに向け、侍ジャパンの戦力図が少しずつ明確になってきた。大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚といったMLB組は言うまでもなくチームの柱だが、2025年11月に行われた韓国との強化試合で井端弘和監督が選んだ28人は、NPB主力に比重を置いた“融合型ジャパン”だった。これは、日本の勝ち方が「MLBスターのパワーだけではない」という現実を象徴している。

ちなみにWBC2026の公式サイトでは、試合日程や最新情報が随時更新されているため、最新動向は公式情報も合わせて確認しておきたい。(WBC公式:https://www.2026wbc.jp/)

投手陣は「MLB先発+NPB中継ぎ」で世界仕様に

投手陣は“MLBの先発力×NPBの中継ぎ力”がテーマになる。山本由伸と今永昇太は先発の軸で、ドジャースに移籍した佐々木朗希は起用が流動的だが、万全なら世界トップの先発候補である。

一方、強化試合で際立ったのはNPB中継ぎ陣だ。宮城大弥、伊藤将司の安定感、宇田川優希や湯浅京己の勢いは短期決戦でこそ活きる。松井裕樹や大勢といったMLB経験者と役割分担ができる点も、井端監督が描く継投の幅を広げている。

野手陣の骨格をつくるのは“NPBの職人たち”

野手はNPB勢の存在感がむしろ際立つ。捕手は甲斐拓也と山本祐大が継続濃厚で、国際舞台で求められる配球力と守備力に優れる。内野では源田壮亮が不動のショート。牧秀悟は勝負強い打撃と守備力で二塁の最有力となっている。

こうした「日本らしい守りとつなぎ」を担うNPB勢と、MLBの強打者たちを組み合わせるのが井端ジャパンの構想だ。

【関連】WBCダルビッシュ出場絶望で主将は大谷翔平、副将は鈴木誠也とヌートバー