WBC2026侍ジャパン最新予想! 大谷翔平×NPB主力の“融合型日本代表”が完成へ──村上宗隆・岡本和真はどうなる?

もし村上と岡本が参加すれば──“日本の中軸像”はこう変わる

村上宗隆と岡本和真の動向は、侍ジャパンの中軸構想を大きく左右する。現時点で出場が確定しているわけではないが、もし両者が代表に加われば、日本の打線は一気に厚みを増す。

村上は2025年後半から状態を上げ、長打力と勝負強さが徐々に戻りつつある。国際球には課題が残るものの、WBC2023決勝で見せた大舞台での爆発力は特別で、短期決戦の“起爆剤”になり得る存在だ。

岡本は毎年安定した成績を残す“信頼の主砲”で、守備面でも計算が立つ。長打力に加え、重圧のかかる場面でも淡々と仕事ができるタイプで、村上とはまったく違う意味で頼りになる。組み合わせ次第では、左右のバランスに優れた日本打線の柱になり得る。

両者が揃えば、大谷翔平を中心にしたMLB勢の打線に“日本型の安定感と破壊力”が加わり、侍ジャパンの攻撃力は大幅に向上する。逆に不参加となった場合は、井端監督がNPB主軸をどこに組み込むかが大きなポイントになる。

外野はMLB勢中心も、塩見泰隆の機動力が光る

外野では鈴木誠也が右の軸で、吉田正尚は左翼で打撃に集中する形が濃厚だ。そこにNPB勢の塩見泰隆が入り、“1番・中堅”として機動力と守備範囲で存在感を示す。短期決戦で「足と守り」は勝敗を左右するため、塩見の役割は非常に大きい。

さらに、長打力なら万波中正、爆発力なら浅野翔吾と、若手の台頭も無視できない。

侍ジャパンは“融合こそ最強”──その先に世界一が見える

井端監督が導き出した戦い方は明快だ。“MLBの破壊力×NPBの技巧と守備力”。このハイブリッドこそ、日本がアメリカやドミニカと戦い抜くための最適解となる。

WBC2026の東京プールでは、日本戦のチケット一般販売が2026年1月15日19時開始と発表されており、大谷翔平らの出場が見込まれる試合は早期完売が予想される。その意味でも、侍ジャパンへの期待は高まるばかりだ。

大谷翔平を中心に、村上宗隆、岡本和真、牧秀悟、源田壮亮らNPB主力が融合したとき──その完成度は世界最高峰になる。2026年の侍ジャパンは、再び世界の頂点を狙える布陣だ。