「ゴジラ監督」への布石が大誤算…巨人解任・桑田真澄を中日がコーチ招聘へ

立浪が桑田の無念を晴らそうと入閣に尽力か!?

巨人は過去にも中日にこっぴどい目に遭っている。巨人でもプレーした落合博満氏を中日の監督(’04~’11年)にヘッドハンティングされ、8シーズンでリーグ優勝を4回(うち日本一1回)も奪われた。

「今度は桑田でもう一丁ということ。名古屋の街ではPL学園で(桑田氏の)2年後輩だった立浪が、先輩の無念を晴らそうと入閣に尽力した、という情報が流れている」(中日OB)

役職は投手コーディネーター。背広組で原則ユニホームは着ない。これなら井上一樹監督(54)、山井大介投手コーチ、うるさ型のドラゴンズOBたちも受け入れ易い。

「中日新聞本社はゴジラ巨人監督誕生に合わせて集客力が抜群の立浪監督再登板を描いており、その環境整備も桑田氏に期待している。首尾よく運べば、ゆくゆくは落合政権を支えた森繁和ヘッドコーチのように桑田・中日監督の目も出てくる」(同)

もう一つ急務なのが、地元・岐阜出身の“二刀流スター”根尾昴(25、大阪桐蔭高出身、’18年ドラフト1位)の結実だ。

根尾は両親が共に医師で、プロ野球に進まなかったら医者の道に進んだといわれる頭脳明晰な選手。「やれ投手一本」、「いや野手一本」で意見が分かれ、伸び悩んでいたが、東大仕込みの科学的かつ論理的な桑田氏の指導なら、二刀流でフィットさせる可能性がある。

これまで球界は大谷翔平、山本由伸が活躍するMLB一色だったが、ワールドシリーズもドジャースの連覇で終幕。これからプロ野球のストーブリーグが主役に躍り出る。

「週刊実話」11月20日号より