高市内閣“支持率70%”に唖然 公明党連立離脱と創価学会「存亡の危機」

支持率70%の高市政権に唖然「もう選挙はしたくない」の本音

「高市内閣の支持率(70%前後)がこんなに高いのに我々は唖然としましたよ。しかも、我々に必要な若年層が支持していて、人柄でなく政策に期待している理由が高い。
こういう芸当は公明党ではとてもできない。連立離脱後に出されたのが中道路線の堅持で、これは結党時と変わらない古さです。では、誰にどうすれば良いのか。
聖教紙記事は海外布教・行事にばっかり紙面を割いていますが、紙の新聞配達まで外部委託。デジタル版なんて、むしろ支持層から嫌われています」

現実問題として高市内閣に対して是々非々で協力するのは可能なのか? 対決なのか対話でいくのかを複数の学会活動家に尋ねると、回答が分かれた。いや、これほど温度差があったのは初めてだ。

概略で示すと、約40人のうち連立離脱を是とする学会員は8割。2割は「連立にとどまるべきだった」と答えた。

従前通りの公明党の政策実現は可能かを聞くと、ほぼ全員がノーの答え。選挙活動が離脱で変化するかを組織指令でなく自身のこととして問うと、これが真っ二つに割れた。

学会員の半数には「もう選挙はしたくない」という底意がある。

なにせ、自民党の不祥事で選挙は3連敗。常勝関西も、維新に議席を奪われる体たらく。自民党との選挙協力があったにもかかわらず、である。