NHK朝ドラ『あんぱん』出演のおしの沙羅、意外な素顔を大胆告白!「昔はしっかりギャルしてた」

「昔はしっかりギャルしてた時代もあるんです」

――聞くところによると師範の資格も取られたとか。
おしの「はい。寝るのも忘れて課題を書いて提出して、数年で隷書と行書の師範を取得しました。
そのとき、ただ目の前の一つのこととなんの邪念もなく向き合える心地よさを知りました。
字を書くこと以外まったく何も考えないでいられる状態がすごく幸せだったんです。ある意味で快楽でした」

――それはすごい。まさにDNAが開花した(おしのの祖母も書道の師範)わけですね。
おしの「ありがたいことに年2回の個展も開催し続けられて、ドラマのタイトルを書くお仕事や、あらゆる方面からお話をいただくことも増えました。
次の個展は来年1月に開催予定なのですが、書道だけでなく今勉強している華道と仏画の作品も取り入れて、より空間全体の表現を目指しています」

――真面目な駒子役のイメージに近づいてきているみたいですね。昔はどのような子でしたか?
おしの「駒子とはまた少し違うのかも(笑)。でも私、実は昔はしっかりギャルしてた時代もあるんです。学校に行かなかったり家に帰ってないような時期もありました。
学歴も高くありません。その影響か、真面目に生きる人に強いリスペクトがあります。今は学生生活を取り返すように学びの姿勢で毎日を生きてます(笑)」

――最後に、今後の目標を教えてください。
おしの「映画に出演したいです。映画を好きになって俳優を志すようになったのですが、実はまだ未経験なんです。
映画って、血が通ってるというか温度がリアルですよね。そういう作品に自分も出たい。それが今の私の目標です。
ドラマや舞台などのお仕事もより積極的に挑戦していきたいです。私生活は、今がとても楽しくて。
三十路になり自分の人生を労われるようにもなったので、いつか素敵な奥さんになれたらいいですね」

「週刊実話」11月20日号より

おしの沙羅(おしのさら)1995年6月3日生まれ。旧芸名は忍野さら。今年9月、デジタル写真集『失楽園-shadow eden-』(講談社)を発売。書道家としては「雨楽(うら)」の雅号を持つ。来年1月15日~18日銀座ギャラリー「WABI-和・美-」にて個展「寂-jyaku-(仮)」を予定。