NHK朝ドラ『あんぱん』出演のおしの沙羅、意外な素顔を大胆告白!「昔はしっかりギャルしてた」

「グラビア引退後はお寺に説法を聞きに行った」

おしの沙羅 (C)週刊実話Web
――DVDは8枚、写真集は2冊出しましたね。
おしの「現場は楽しかったです。でも今思えば、自分は疎かったと思います。こんな衣装を着たい、撮影でこの国に行きたい、みたいな願望が自分には最初から最後まであまりなくて。
でも、徐々に応援してくださる方が増えて、それは大きなやり甲斐に繋がっていたと思います」

――往時には20誌以上の表紙を飾り、“完売クイーン”と呼ばれたわけですから、RQ時代とは違い、手応えはあったわけですね。
おしの「やり切った感はありました。そこからドラマに出演する機会をいただいたり、映画を好きになったりもして、俳優になりたいという気持ちが芽生えてきたんです。そこで新しい自分になろうと決めました」

――具体的には?
おしの「グラビアも引退し、まずは人として自分を見つめ直そうと思ったんです。
私生活はとにかく断捨離をして家も引っ越して、お寺に説法を聞きに行ったり、家の裏の神社に毎朝行くような生活をしてました。
寂し過ぎて頭から苔でも生えてくるんじゃないかと思う日もありましたが、どこか超えたタイミングでだんだん孤独を嗜めるようにもなってきたんです」

――それはまた極端な。で、すぐに仕事は舞い込んだ?
おしの「いいえ。当たり前ですけど、全然です。最初は不安でしたが、何もない自分のちっぽけさを心から受け入れられたときから、ここから始めていこうと前向きになった気がします。
自分の足元を地道に掘っていこうと決めたんです。グラビア時代の貯金もあったし、当分はただ生きていけて、飼っている猫にご飯を食べさせられればいいくらいに思っていました。そんなとき、書道を始めることになったんです」