女子テニスの大坂なおみが、全仏オープンで記者会見を拒否して罰金処分を受け、棄権。その後、うつ症状に苦しんでいることを告白し、さらなる波紋が広がっている。
「大坂は6月28日から始まるウィンブルドン選手権にエントリーしていますが、こちらも棄権すると思われます。報道されている以上に、彼女は自分を見失っているようですから」(専門誌記者)
戦線に復帰するには休養が必要だ。しかし、全仏の途中棄権によって生じた約2週間程度では短すぎる。
「東京五輪が大坂の復帰戦になると予想されています。全仏はクレーコート(赤土)で、ウィンブルドンは芝ですが、東京五輪は大坂が得意としているハードコートです」(同・記者)
4大タイトルを棄権して五輪に備える
海外メディアの情報によると、大坂は五輪出場に強い意欲を持っているという。ところが、その情報を聞きつけ、こんな意見も出始めている。
「生まれ故郷で開催される五輪を大切に思う気持ちも分かりますが、プロである以上、4大タイトルを棄権して五輪に備えるのはおかしいとの声も聞こえてきます」(テニス協会関係者)
プロが目指す最高の称号は、金メダルではなくグランドスラムであり、賞金だ。大坂にはプロとしての姿勢が問われているようだ。
「五輪優先に否定的な声は、彼女を応援するのと同じくらい出ています」(同・関係者)
五輪で復帰した場合、海外メディアは〝五輪優先〟の理由を質問するだろう。大坂は金メダルを獲得しても、インタビューを辞退することになるのか!?
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