『あっぱれさんま』の“かなちゃん”が明かすホームレス生活 明石家さんまの言葉に救われた過去

中武佳奈子(C)週刊実話Web
明石家さんまと子役との丁々発止のやり取りで人気を博したバラエティー番組『あっぱれさんま大先生』(1988~’96年、フジテレビ系)。番組からは多くの人気者が生まれたが、中でも初期メンバーの“かなちゃん”こと中武佳奈子は大人顔負けのやりとりで視聴者の心をつかんだ。
その当人による衝撃の「ホームレス告白」には、度肝を抜かれた人も多いだろう。

元芸能人を隠していたので定職にも就けずに生活苦

――’23年7月に『あっぱれさんま大先生2023同窓会スペシャル』が放送され、その直後に中武さんのホームレス告白があったと記憶しています。一体、何があったのでしょう?
中武「実は同窓会自体が24年ぶりだったんです。前回はまだ10代で結婚前。それからいろいろありすぎて、芸能界を引退していたことも知らない方が多かったかもしれません」

――改めて経緯を教えてもらえますか?
中武「28歳で引退して結婚し、大阪に移住して男の子に恵まれました。でも、約5年で離婚。
シンママ(シングルマザー)として頑張ってきましたが、元芸能人という素性を隠していたので定職にも就けずに生活苦となり、家賃や光熱費が払えなくなったんです」

――誰も助けてはくれなかった?
中武「4歳からテレビに出ていたので芸能界のことしか知らず、大阪で知り合った人に心を開こうと芸能時代の話をすると『みじめに聞こえるから昔の話はしないほうがいいよ』なんて言われちゃうんです。
私、関西では“まったく人気がなかったんだなぁ”と痛感しました。今も関西在住ですが、ときどき関西弁を使うと“エセ関西人”と言われてます(笑)。
バイトの面接で履歴書を見せると職歴がないので真っ白。『あなた、逃亡犯!?』なんて言われたこともありました」

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