小泉進次郎“新総裁”の隠し玉はサッカー元日本代表・本田圭佑の「デジタル担当大臣」就任

小泉進次郎 (C)週刊実話Web
10月4日の自民党総裁選の投開票が迫ってきた。小泉進次郎「新総裁・新総理」起死回生の隠し球は、サッカー元日本代表の本田圭佑氏――民間出身の国務大臣起用で、ポストはサプライズのデジタル担当大臣だ。

デジタルビジネス界でも高い評価

10月4日投開票の自民党総裁選で、戦後最年少の44歳での首相就任を目指す小泉進次郎氏。選挙戦では物価や賃金上昇に連動させた所得税控除、コメの流通網の見直しなどデジタルを通じた社会システムの変革を訴えてきた。

出陣式に代理を含め92人の国会議員が出席するなど、当初は圧勝と思われたが、高市早苗氏の猛追を受けている。

選挙中盤で陣営幹部の牧島かれん元デジタル大臣が、小泉氏に好意的なコメントを動画配信サイトに投稿するよう、陣営関係者にメールで指示していたことが判明。デジタル戦略が裏目に出た格好だ。

そこで陣営内ではAIを活用した経済成長を掲げるこの分野のエキスパート「チームみらい」党首の安野貴博参院議員のデジタル大臣プランが持ち上がり、安野氏も「オファーがあればしっかり考える」。しかし、小泉氏の考えは別にあった。

小泉選対の国会議員によれば「サプライズで民間出身の大物をデジタル大臣に指名の方針」という。その大物こそ、サッカー界のカリスマ、元日本代表の本田圭佑氏(39)だ。

「畑違いに思えるが、本田氏はテック・IT領域に関心が高く、細心かつ大胆。デジタルビジネス界ではホリエモン(堀江貴文氏)に負けない評価を得ている。国際経験が豊富で英語も堪能。常に新しいことに挑み続ける姿勢と有言実行は、党の刷新を訴える進次郎氏に重なる」(前出・国会議員)

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