ヒロシが明かす「男の欲望と折り合いをつける方法」

「猫を飼い始めたらどうでもよくなっちゃった」

ヒロシ
──実際、スマホは我々の生活にすっかり普及し、機能もますます多岐にわたっています。
ヒロシ「今はチャットGPTなどの人工知能も普及してきたし、そういったものを組み込んだオナホ機能付きのスマホなら、満足度も高いはず。
この調子でスマホが進化し続けてくれれば、いずれ孤独死の心配もなくなるじゃないですか。
ところが、猫を飼い始めたらどうでもよくなっちゃった。
寂しさ的なものもないし、猫が家で待ってると考えるだけで申し訳ない気持ちになる。それがリアルな今の僕ですね」

──分かります。性欲とは異なるものなのに、それで満たされてしまうと。
ヒロシ「若いときにはそれが無理でしたけど、やっぱりちょっと枯れてきたし、今はそんなに性欲はないですね」

──ということは、ここ最近はエッチな店もご無沙汰な感じですか?
ヒロシ「そう。だから、逆に今度は性欲が落ちすぎて不安になってきたんですよ。
猫を抱いて幸せで全然いいんですけど、なんか男としてこれで終わっていくのかなって。
それも寂しいし、無理してエッチな店にでも行こうかと思ったりもしますが、面倒くさいから明日にしよう。でも、そう思った時点で行かないんですよ。
昔はこの日と決めたら必ず行ってましたけど、今はそういうのもない。まあ、結果的にそうなっただけなんですけどね」 

精力・性欲ともに漲る20代30代はともかく、人生の折り返し地点を過ぎた50代も同じというわけにはいかない。
つまり、歳を重ねれば自然と落ち着く可能性が高く、ほかの欲に関してもそうなのかもしれない。
でも、そこまで待てない、やはり不安という場合は、ヒロシ氏のように猫などのペットを飼って癒されてみるのもよさそうだ。