田中将大「日米200勝達成」で安楽智大に“恩赦復帰”プラン

楽天イーグルスが“ヒール”チームに?

「監督は従順で柔軟にならざるを得ず、コーチ陣の突き上げとオーナー指令との板挟みで長く務まらない。ここ数年をみても’19年の平石洋介、’20年の三木肇が1年交代。
’21年から’23年はイエスマンの石井一久体制が続いたが、’24年の今江敏晃に加え今季再登板した三木も1年限りが濃厚。しかも来季は“悪ガキ再生工場”ですから」(球団OB)

そこで浮上したのが、ラミレス氏。DeNA監督時代も補強や人事はメジャーと同様にフロント主導だった。自身はフィールドマネジャーに専念。このシステムなら三木谷氏ともうまくやれる。

さらにチーム本塁打がリーグ5位(9月1日現在)の楽天は、今季限りで引退を表明した中日・中田翔の担ぎ出しを検討しているという。

「安楽、バウアー、中田はいずれも炎上キャラだが、『楽天経済圏』拡大を図る三木谷氏にとっては宣伝になり好都合。
更正ストーリーとして復帰を演出すれば、話題性がグンと上がる。auのCM『三太郎シリーズ』のプロ野球版です」(CMプランナー)

これまでの楽天は、東日本大震災の被災地復興の象徴、ベビーフェイス(善玉)のイメージだったが、三木谷氏のキャラを活かした球界のヒール(悪役)への変身を目指している。

「孫正義氏の圧倒的資金力とAIを駆使するソフトバンク、奇想天外な日本ハム新庄劇場を打ち負かすのは至難だが、“極悪ゴールデンイーグルス”なら可能。Netflix『極悪女王』のイメージです。人気も爆上がりする」(同)

この手があったか。田中の200勝達成で、楽天がイメージチェンジか。

「週刊実話」9月18日号より