田中将大「日米200勝達成」で安楽智大に“恩赦復帰”プラン

メキシカンリーグで活躍する安楽

9年間で231試合に登板し、18勝21敗3セーブ。防御率3.59。

しかし’23年シーズン後に複数の同僚選手からパワハラ被害の訴えがあり、球団が調査。

暴言や執拗な電話、罰金名目での金銭徴収、さらに逆立ちさせた後輩選手の下着を脱がせ、下半身を露失させたなどのハラスメント行為が判明し、12月1日に自由契約とした。

ただし、球団は「将来的な契約はゼロという発言はできない」と含みを持たせた。三木谷オーナーへの忖度が透けて見える。

その後、安楽は裸一貫で再出発。メキシカンリーグ「レッドデビルズ」で野球と真摯に向き合い、抑えに磨きをかけた。

その安楽と同じレッドデビルズでプレーしたのが、今季2シーズンぶりに横浜DeNAに復帰したトレバー・バウアーだ。

年俸9億円の単年契約も、今季は4勝10敗(9月1日現在)。勝てない上、コーチとの折り合いが解消せず、一触即発の状況。

8月21日の広島戦で相手打者のバットを蹴り飛ばす無礼な行為や、いまだにMLB時代の性的暴行疑惑も響き、契約続行は極めて微妙だ。

そこで楽天は昨季、レッドデビルズの10年ぶりメキシカンリーグ優勝に貢献した安楽の復帰に合わせて「バウアーとのセット獲り」を検討しているという。