世界が嘲笑! 金正恩総書記が満を持して建造&視察した新造駆逐艦は「ハリボテ」と評判

AIで生成したイメージ
北朝鮮の金正恩総書記の落ち着かない季節がやってきた。

米韓両軍が8月18日から28日にかけて、連合演習『2025UFS(ウルチ・フリーダム・シールド)』を実施しているからだ。

「米韓両軍は、朝鮮半島の全面戦争を想定した合同演習を毎年2回実施しており、上半期の演習をFS(フリーダム・シールド)、下半期に行う現在の演習をUFSと呼んでいます。
この演習には、韓国軍約1万8000人と米軍(規模未公開)が参加し、指揮所演習(CPX)と野外機動演習(FTX)を実施。CPXと連携した40件のFTXのうち、20件以上が猛暑のため9月に分散実施される予定です。
また、国連軍司令部創設75周年を機に、国連軍加盟国の参加も計画されていて、正恩氏の神経を逆撫でしているのです」(軍事アナリスト)

8月18日、演習に反発する正恩氏はこれ見よがしに海軍核戦力強化の象徴である駆逐艦『崔賢』を視察し、「敵に恐怖を抱かせるしかない」と吠えた。

「北朝鮮は近年、海軍の軍艦を5隻も建造したり、大がかりな改修を行ったりして海軍力の高さをアピールしてきました。
弾道ミサイル潜水艦の建造と大改修、南浦級コルベット艦(2013年就役)を’23年にミサイル艦に改修、『崔賢』(今年4月25日進水)、同級2号艦『姜健』(同6月13日進水)の建造です。
これらの艦は新造艦だったり大改修艦だったりして、大々的な進水式を行っており、現在活動していていいはずですが、実際はドックに入り改修・整備を行っている期間があまりに長く、稼働していない特異な状態が続いています。
このことから韓国や西側の軍事専門家の間ではハリボテ説が有力です」(外交関係者)