佐々木麟太郎“一本釣り”で阿部監督が汚れ役に 巨人“松井監督”は2027年に爆誕か

巨人に新たな黒歴史が加わるか?

チーム全体で背番号「3」のユニホームを着用し、始球式は愛弟子の松井秀喜氏が務め、打席にはソフトバンク球団会長の王貞治氏と巨人前監督の原辰徳氏。

絶対に負けられない試合だったが0対3で完敗。中畑清OB会長をはじめ、重鎮OBから「ミスターの遺志を継いで監督を頼む」と、ゴジラ監督待望論が相次いだという。

しかし、阿部慎之助監督の契約は来季まで。優勝を逃し、クライマックスシリーズで敗退しても今オフの退団はない。

「今ドラフトでの佐々木指名の任務があるからです。誰もが憧れるスタンフォード大の卒業とMLBドラフトに横恋慕すれば大バッシングが起きる。
そんな汚れ役は松井には託せないが、契約最終年の阿部なら可能。ゴジラ監督誕生は来オフでしょう」(前出・巨人OB)

さらにセ・リーグは8月4日、都内で理事会を開き、’27年シーズンから指名打者(DH)制を採用することを決めている。これも佐々木獲得には大きな“追い風”となる。

「東京六大学、高校野球も来年からDH制を採用する。時代の趨勢とはいえ、セ・リーグの大転回には見えざる手を感じてしまう」(在阪球団の幹部)

巨人の主砲・岡本和真は’26年オフに海外FA権の取得予定で、’27年シーズンからのMLB転身がほぼ決まっている。その後釜に期待するのが佐々木なのだ。

江川氏で揺れた“巨人とドラフトの関係”が、佐々木の出現で再燃。NPBに新たな黒歴史が加わるのか。

「週刊実話」9月11日号より