“ゴルフ界の北川景子”植手桃子、初の始球式に野球ファンもメロメロ

植手桃子のインスタグラムより
女子プロゴルファーの植手桃子が、8月13日の西武対ソフトバンク戦(ベルーナドーム)で初の始球式に登場した。

植手は夏季限定の「ライオンズサマーブルーユニホーム」に白のミニスカート姿。長い黒髪をなびかせた投球に、スタンドのファンだけではなく西武、ソフトバンクの両軍ベンチも思わず見入ってしまった。

「植手は“ゴルフ界の北川景子”と評判のアスリートです」(専門誌記者)

植手の投球は、三塁側へそれて打者の後方を通過し、ワンバウンドで捕手のミットに収まる悔しい投球となったが、植手はニッコリ。四方のスタンドに一礼し、笑顔で退場した。

「プロ野球の試合前の始球式イベントといえば、アイドルや異業種の著名人が招かれ、巧く投球できないところまでがセットになっているようなもの」(スポーツ紙記者)

植手の可憐な振る舞いに魅せられた野球ファンは、「また彼女を呼んでくれ」「いっそ、チアガールにスカウトして」とSNSにコーフンの書き込み。

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大切なのは挑戦する勇気と楽しむ心

昨季、観客減に苦しんだ西武の救世主にもなってくれそうだが、植手が支持された理由は何も美しさだけではない。その後のコメントもカッコ良かったのだ。「(投球の)点数をつけるなら30点、悔しいです。でも楽しさは100点以上でした! もしリベンジの機会があれば、次はノーバウンドで」

大切なことは完璧さではなく、挑戦する勇気とそれを楽しむ心。スポーツの魅力とアスリートとしての姿勢を語ってくれた。

「彼女は5度目の挑戦でプロテストに合格しました。努力家であり、成功までの過程も楽しんでいるようです」(前出・専門誌記者)

女子ゴルフのプロテスト合格率は3%ほど。’21年の合格だから途中、コロナ禍真っ只中で思うような練習も出来なかったはず。その精神力は並大抵ではないが、彼女はいつも笑顔だ。

そのチャレンジ精神を、下位に沈む埼玉西武ライオンズも見習ってはどうか。

ちなみに、植手も北川景子と同じ神戸市出身だ。

「週刊実話」9月11日号より