過去の収録でオンエアされなかったトークを〝蔵出し〟した5月28日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で、『ナインティナイン』の矢部浩之が、壮絶な両親とのエピソードを明かしていたことが分かった。
「矢部さんの実家が貧乏だったというのは周知の事実。売れっ子になったあとも、食べ慣れていないフグとかスキ焼きなどの高級な料理を食べると、決まっておなかを壊したというテッパントークがあるほどです」(テレビ制作スタッフ)
ところが、今回明かされたのは、両親から金の無心が続いていたという話だった。借金だらけだったという両親から、何度も「金を貸してくれ」と依頼され、あるとき借金の総額を聞いて、「これが最後」と、かなりの額を清算したという矢部。それでも無心が続いたため、キッパリと断ると、父親に「誰がここまで育てたと思ってんのや! 勘当じゃー!」と逆ギレされたというのだ。
「矢部さんは見事に笑い話にしていましたが、実は芸能界で成功した人たちには、この手の話が本当に多いんです」(同・スタッフ)
三浦春馬さんも直面した親族との確執
エッセイ『わたしが幸せになるまで 豊かな人生の見つけ方』で、同様のエピソードを明かしたのは吉川ひなのだ。12歳でモデルとしてデビューし、一時は11社とCM契約するほどの人気だったが、彼女の稼ぎはほぼ両親に食い尽くされたと明かしている。
「彼女が『今までの稼ぎを分けてほしい』と言ったときには、当時住んでいた豪邸の家賃1カ月分も残っていなかったそうです。父親が彼女の500円玉貯金すら奪っていったというエピソードは衝撃でした」(スポーツ紙記者)
女優の杏も、宗教にハマった母親から金を無心され続け、しまいには「12億円もらえるハズだった」と、金を請求する裁判まで起こされている。
「不倫騒動で離婚裁判中の元卓球選手・福原愛さんも、父親の事業の失敗による負債を幼いころから返済していましたが、最後には父親と絶縁状態になってしまいました。また、今年1月に亡くなった三浦春馬さんも、金を巡る親族との確執が自殺の一因だったのではないかと報じられています」(同・記者)
矢部のように笑い話で済まないケースもあるのだ。
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