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衝撃“生活苦”最新リポート! 地下アイドルたちの「パパ活」実態

衝撃“生活苦”最新リポート! 地下アイドルたちの「パパ活」実態
(画像)Roman Samborskyi / shutterstock

まずは裏事情に詳しい風俗ライターが解説する。

「今年3月、『文春オンライン』が、指原莉乃プロデュースのアイドルグループ『=LOVE(イコールラブ)』の人気メンバーが交際クラブで、1回約10万円程度でパパ活売春をしていたとの疑惑を報じ、衝撃が走りました。ただ、こうした例は、昔からゴロゴロある話で氷山の一角ですよ。特に、地下アイドル界では急増しています」

地下アイドルとは、小規模なライブやファンとの撮影会などを中心に、インディーズ的に活動する女性たちのことを指す。もちろん、将来的には人気アイドルを夢見ている乙女たちだ。今年4月25日には、東京などに3回目の緊急事態宣言が出された。コロナ禍でライブなどが減り、収入が激減する中、売春でやむなく生活費を稼がざるを得ない…という事情もあるだろう。

「地下アイドルたちは、都内の小さな会場でライブをし、ファンとツーショット写真を撮ったり、撮影会を開いて収入を得ている女性がほとんどで、もともと実入りは少ない。ただ、コロナ禍でライブも減り、ファンも外出しなくなった。そうしたアイドル予備軍の多くが生活苦に陥っているのです。そうした中、一部の地下アイドルが、知名度が低くバレにくいことを背景に、自らの体を売り始めたのです」(同)

彼女らが売春相手を探すため、よく利用するのが「パパ活サイト」というもの。個人情報を登録した男性会員と、〝パパ〟を探す女性会員がプロフィルを見てメッセージ交換。条件が合えば、出会うシステムだ。複数のアイドルと関係を持ったという都内の自営業男性(48)が興奮気味に話す。

「地下アイドルの場合、パパ活サイトのプロフィルの職業欄に『芸能関係』『モデル』などと書いているから、すぐ分かりますよ。サイトで出会った3人の地下アイドルと関係を続けていますが、日頃、ネコをかぶっているためか、とにかく豹変ぶりが凄まじい。顔もかわいいので非常にコーフンします」

この男性によると、最初に会うときは紳士的にお茶だけにとどめ、信用を得ることが重要なポイントになるという。10代、20代の若い男のように、最初から下心丸出しだったり、先走りするようなガツガツ系は相手にされないそうだ。

「生活が大変」と訴えてきたらしめたもの…

「お茶をしていったん信用されると、彼女たち、ファンを1人でも増やしたい本能からか、ペラペラと、アイドルであることやグループ名などを話し出す傾向があるから、情報が丸分かりです。そして〝コロナで生活が大変〟と訴えてきたらしめたもの。自然に〝次回からホテルで会う?〟と誘うと〝ぜひお願い〟と、すぐに合意しますね。実は、3人とも1回2万円しか払ってませんが、すごく喜んでくれます。うち今田美桜似の1人は事務所からの給料が〝月5万円〟と言ってましたね」

また、都内だと十数店ほどある「出会いカフェ」で相手を探すアイドルもいるという。女性エリアと男性エリアがマジックミラーで仕切られ、男性が女性を指名すると別ブースで会話。話が合えば外出する流れだ。

本誌取材班は、出会いカフェで2人、売春相手の男をつかまえたという新垣結衣似の地下アイドル(23)との接触に成功。彼女が告白する。

「私が所属しているグループはファンが多く、配信でシングルも数曲リリースしたほどなのですが、コロナ禍でライブやイベント収入が減り、アルバイトしていたキャバクラ店も閉店しちゃったんです。もう貯金が尽きそうなので最近、出会いカフェに行き、裕福でやさしそうな男性を2人みつけました」

出会いカフェは対面して会話できるため、雰囲気で危なそうな男はこの段階で回避できるメリットがある。

「アイドルであることは、2人の〝パパ〟には隠しているんですが、1人は1回3万円、もう1人は2万5000円で、それぞれ数回しています。いまは飽きられて捨てられると生活に困るので、いろいろと本気で尽くして気持ちよくさせています。万が一、アイドル活動がバレたらと思うと、ちょっとドキドキですね」

また、最近出始めているのが、ごく一部の信頼できるファン相手の「プチ援助交際」だという。着エロ系DVDもソロで出し、グループにも所属している別の地下アイドル(20)が、本誌にその〝手口〟を告白した。ちなみに、彼女は橋本環奈似。

「ライブやイベントに何度も来るファンは多くないから、すぐ親しくなれるんです。世間話をするなどして、その人の社会的身分をチェックする。信用できる人と分かったら、撮影会などで1対1になったとき、〝お金がなくて…〟と耳打ちし、外で2人っきりで会う話を持ち掛けるんです。99%はOKしてくれますから、まずはカラオケボックスへ行きますね。そこで〝少しお小遣いをくれれば、プチ(援交)してもいいよ〟と持ち掛けるんです。〝応援して〟とダメ押しで誘って…。プチなプレイを1万円程度でしています。プチをするファンが2~3人いますから、いい収入になるんです。一番信用できるファンとは先日、ホテルに行って3万円で〝ラスト〟までしてしまいました。アイドルの手前、ほぼ何も知らない風のマグロでしたけどね」

地下アイドルの“出稼ぎ”は後を絶たない

中には直接、風俗店に所属して働く女性もいるというから大胆だ。地下アイドルが潜んでいる風俗は、いわゆる〝ハンドフィニッシュ〟系が多いという。

関東地方の某風俗店で幹部を務める男性が実態を暴露する。

「うちの店は、女性がホテルに行き、手を使ったり、ただ見ていたり…というライトプレイが基本の業種です。新型コロナが拡大した昨年後半ごろから、現役の地下アイドルの入店が相次いでいます。先日も、某グループの広瀬すず似のメンバーが、お忍びで体験入店に来ましたよ。派遣型のため、私服で勤務できる上、衛生的にも安全面を徹底している。うちは六本木・渋谷といった芸能人やアイドルのメッカではない郊外です。まさかこんなところに…というバレにくい面もあるのか、彼女らも安心するのかも。中には、オプション代をもらい、ハードなプレイをして稼いでいる子もいますよ」

また、ハグや添い寝が基本の「リフレ」や、マッサージが中心の「メンズエステ」にもアイドルらが流れているという。どちらも表向きは〝ヌキなし〟だ。一般的な性風俗と違うことに興味を引かれるのか、地下アイドルの〝出稼ぎ〟は後を絶たないという。

双方で働いた経験がある吉岡里帆似の地下アイドル(21)が話す。

「リフレは派遣先のラブホテルで、良客とだけ裏オプションをして稼いでます。メンズエステもヌキがないのにギャラがいい。コロナ禍で夜の街で稼げなくなったんで、リフレやメンエスに時々出勤して、本当に信用できるお客さんとは2万~3万円の追加料金もらってやっちゃいます」

地下アイドルだけではなく、夜の街で稼げなくなった銀座、六本木、赤坂などの高級ホステスも〝パパ活〟市場に繰り出している。しかも、ここでも約3万円が相場だというから、確実に価格破壊が起きている。

「もちろん、ケースバイケース、人によってですが、これまで6万円で話すだけだった美人銀座ホステスと、3万円でできるなんてことを誰が想像したでしょう。コロナ禍で店に客が来ないから、彼女らは出勤できない。つまり、収入はほぼゼロ。背に腹は代えられないから〝パパ活〟でしのいでいるようです。私の知り合いのマスコミ関係者は、鷲見玲奈よりキレイな銀座ホステスと1回3万円の〝パパ活契約〟をしていますよ」(大手出版社幹部)

“売春もするよ”というシグナル

新宿界隈では、学費や生活費を稼ぐ目的で援助交際をしている女子大生も目に付く。本誌取材班が接触した複数の女子大生は「アルバイトでの働き口がなくなったから」だという。

「キャバクラのアルバイトにしても、本職のお姉さんたちがなかなか仕事にありつけないのに、素人のうちらに回ってくるはずがないじゃん。〝パパ活〟〝援交〟するのが手っ取り早いでしょ。有名私立大学やお嬢様大学の女子大生も、いっぱいやってんだから」(女優志望のN大女子大生)

地下アイドルに話を戻すと、彼女らに共通しているのは〝ニオわせ〟サインを発している点だという。

「地下アイドルの多くはツイッターをしていますが、時々『今月お金がない』などとつぶやいている子がよくいます。その多くは〝売春もするよ〟というシグナルの場合が多々ある。そうしたアイドルのツイッターを見つけたら、メッセージを送ったり、イベントに複数回行って世間話をできるほど親密になる。そして、売春を持ち掛けられる流れに持っていくのです。結構、うまくいきますよ」(前出・自営業男性)

ただ、注意点は当然ある。地下アイドルの中には、ホストや男に貢いでいる女性が少なからずいることだ。

「なぜかホストに狂っていたり、ビジュアル系バンドの追っかけをしている地下アイドルが目立つのです。ホストらに使う金を得るために売春している場合もある。そうした子はホストと会うことを最優先にするため約束をドタキャンしたり、嘘をつくなどのトラブルもあるから要注意ですね。もちろん、古今東西の犯罪で美人局の危険性もインプットしておいた方がいい」(前出・風俗ライター)

コロナワクチンが普及し感染が終息しない限り、パパ活需要はここしばらく続きそうだ。
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Roman Samborskyi / shutterstock

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