“ポスト柳田”はヌートバー!? 孫正義オーナーが画策する「マイコラス作戦」

ヌートバーも「ソフトバンク入り」を示唆

孫氏とカージナルスオーナーのデウィットJr.氏は、これまで直接的なつながりはない。

しかし、孫氏はトランプ大統領の信任が厚く、オープンAI、オラクルと共同で5000億ドル(約73兆円)の新たな米国内投資を発表している。

デウィットJr.氏も実業家。SBGとの関係強化は望むところだろう。

モデルとするマイコラスが現在、カージナルスに在籍することで交渉もしやすい。当然、相応の移籍金を用意するだろうし、すでに話がついているとの情報もある。

思い出すのは’23年のWBCで、日本代表で来日した際のヌートバーの福岡でのトークショー。取材陣の「将来ソフトバンクに入団する可能性は?」の質問に「将来のことは分からないけど、そうなるかもしれない」と真剣に答えている。

すでにその頃から次回のWBC出場を目標に、ソフトバンクとの間で移籍の話が進んでいた可能性もある。

昨季4年ぶりのリーグ優勝を果たしたソフトバンクだが、今季は主軸の柳田のケガ(右脛骨骨挫傷)による戦線離脱などで出遅れ、一時は12年ぶりとなる単独最下位に。

その後、交流戦で優勝するなどして盛り返してきたが、背景にあるのが危機感。チームの総合力低下への懸念から’26年のWBCにも侍ジャパンでの出場を希望しているヌートバーの獲得に乗り出したというのだ。

今シーズンは、ソフトバンクの孫オーナーから目が離せない。

「週刊実話」7月10日号より

【関連】長嶋茂雄さん逝去で“松井巨人監督計画”まさかの白紙に 交わした「約束」はロス五輪・侍ジャパン監督か ほか