“ポスト柳田”はヌートバー!? 孫正義オーナーが画策する「マイコラス作戦」

ラーズ・ヌートバー(公式インスタグラムより)
孫正義オーナーがポスト柳田悠岐に「あの男」を指名! ソフトバンクが侍ジャパン初の“米国生まれの日系選手”ラーズ・ヌートバー(カージナルス)の獲得に乗り出した。用意した年俸は27億円!?

孫正義氏「現役大リーガー獲得」の野望が成就!?

金融情報会社大手の米ブルームバーグ通信は6月17日、ソフトバンクグループ(SBG)が保有する米通信大手TモバイルUSの株式の一部を売却し、約48億ドル(約7000億円)を調達したと報じた。

SBGの孫正義会長は、人工知能(AI)関連の投資を加速させており、資金は米国内の投資費用に充てるとみられるが、一部をソフトバンクホークスの大物米国人選手獲得に費やすとの情報がある。

今年は球団創設20年のメモリアルイヤー。2005年に球界進出した際、孫オーナーは2つの大目標を掲げた。

日本シリーズ王者とMLBワールドシリーズ王者の真の世界一決定戦(リアルワールドシリーズ)実現と、日本中の野球ファンが広く知る現役バリバリの大リーグ選手獲得だ。

前者は“二刀流”大谷翔平(ドジャース)の活躍で近づいてはいるが、移動時間と開催時期でペンディングの状態。しかし、後者は今オフに実現の可能性が高まっている。

本誌が入手した情報によると、ソフトバンクが狙いを定めているのはラーズ・ヌートバー外野手だという。

MLB・カージナルスのレギュラーで、前回WBC(’23年)では侍ジャパン初の“米国生まれの日系選手”として出場した、大谷とも親交のあるあのイケメンだ。

「球団創設以来、孫オーナーが名指しで獲得を命じた選手は、ヤンキース時代のアレックス・ロドリゲス(49、通称Aロッド)だけ。今回のヌートバーが2人目です。
看板選手の柳田悠岐の後継者に指名した。Aロッドの獲得が失敗しただけに、今回は気合の入り方が違う。オーナー直々の案件ですから」(球団関係者)