西武が所沢から撤退か 新庄監督も賛同する“岐阜への本拠地移転”説

二軍再編案からも「移転計画」がプンプン

’24年にくふうハヤテ(静岡)とオイシックス(新潟)がファームリーグに新規参加し、各球団の遠征費を削減する目的から二軍のイースタン、ウエスタンの2リーグ編成を東地区(西武、ヤクルト、日本ハム、ロッテ、楽天、オイシックス)、中地区(巨人、DeNA、くふうハヤテ、中日)、西地区(阪神、オリックス、広島、ソフトバンク)の3リーグ編成に組み替える。

「東地区だけ6球団で、他地区は4球団ずつ。しかも東京が本拠地のヤクルトと巨人が東と中に分かれ、東地区には今後、ファーム拡大で宇都宮(栃木ゴールデンブレーブス)が加わる可能性がある。どう考えてもいびつな編成」(東地区の球団関係者)

そこに透けて見えるのが、西武の岐阜移転とファームリーグ中地区への配置換えだ。

近親者が名古屋にいる江本氏は、その情報をいち早くキャッチし、「西武名古屋周辺移転」をすっぱ抜いたのだ。

監督就任4年目の新庄氏は、今季は「勝負の年」。優勝を勝ち取るためなら、どんな手だって使う。

西武に本拠地移転のアドバルーン爆弾を放ったのも、インスタで根尾のトレードを煽ったのも、西武ベンチを動揺させるのが狙い。第3、第4の爆弾も用意しているという。

今シーズンのパ・リーグで、ノーマークだった西武の今後から目が離せなくなってきた。

「週刊実話」6月19日号より

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