清原和博とほぼ同期の野球選手、某五輪選手、某アイドル歌手…日本一のゴーストライター・ヤスダアンナが裏話を暴露!

ヤスダアンナ (C)週刊実話Web
タレントやプロスポーツ選手ら有名人が本を出すとき、本人が書かずにゴーストライターを立てることはよくある。元アイドルの松本伊代が自著を宣伝する際、「まだ読んでないんですけど」と暴露してしまったのは有名な話だ。
本来は表に出ない職業だが、ヤスダアンナは自身がゴーストライターであることを公言している。彼女が手掛けたゴースト本の数は優に250を超えるとのことで、おそらく日本一。そんな彼女がゴースト稼業の“裏話”を披露する!

「年間15冊くらいは書いてますよ」

――肩書は出版プロデューサーとなっていますが、現在もゴーストはやってらっしゃるんでしょうか?
ヤスダ「もちろん、しています。年間15冊くらいは書いてますよ。プロデューサーとしては、色んな方に出版の提案をしたり、著者さんと出版社の橋渡しをしています」

――過去には『ゴーストライターになって1000万円稼ぐとっておきの方法』という本まで出されている。著者紹介の欄には顔写真も出ていますね?
ヤスダ「はい。誰の本を書きましたとは言わないようにして、この仕事に興味のある方向けに書かせていただきました。
ちょうど、作曲家にもゴーストがいた(編集部注:ある作曲家が長年『耳が聞こえない作曲家』のゴーストをしていたという騒動)ということが話題になったのもあり、世間の関心も高まっていたので顔を出して書きました」

――そもそもゴーストをやるようになったきっかけは何だったのでしょう?
ヤスダ「大学を出て就職したのが教育専門出版社系の編プロで、主に芸能記事を書いていたんです。
アイドルやスポーツ選手を中心に取材していたのですが、独立したタイミングでいただいたお仕事が某プロ野球選手のゴースト本でした。
当時はまだゴーストライターという呼称もなく、手探りの状態でした。今から約35年前のことです」