中居正広氏トラブルの争点は「守秘義務」「性暴力」 新弁護団に“法曹界のドン”の影?

中居正広 (C)週刊実話Web
女性トラブルで芸能界を引退した元SMAPのリーダー・中居正広氏の反攻・反抗か。 

同氏の新たな代理人弁護団が5月12日、女性トラブルを「性暴力」と認定したフジテレビの第三者委員会(竹内朗委員長)に「暴力的または強制的な性的行為は確認されなかった」と反論。性暴力と認定した証拠の開示を求めた。 

中居氏が逆襲に出たことで、女性トラブル騒動は第2ラウンドに突入した――。 

そもそものキッカケは昨年12月

そもそも、中居氏の女性トラブルは昨年12月19日に発売された女性セブンが第一報。そして、年明け1月8日発売の週刊文春は、性的被害に遭ったのがフジテレビの元女性社員で、現場は中居氏の自宅マンションなどと具体的に報じた。 

女性トラブルにフジテレビの編成幹部(当時)が関与した疑惑や、被害女性に対する人権軽視の対応が問題視され、同局の経営を揺るがす事態にまで発展したのは言うまでもない。 

中居氏は女性トラブルの責任を取る形で1月23日に引退を発表。今回、中居氏の新たな代理人弁護団が第三者委の報告書に異論を唱えたことにより、泥仕合の様相を呈してきた。 

まず3月31日に第三者委が公表した調査報告書の相違点だ。