中田翔またも無償トレードか 移籍先ソフトバンクで秋広優人と師弟コンビ復活へ

中田翔 (C)週刊実話Web
ソフトバンク・小久保裕紀監督が、巨人・秋広優人に続いて中日・中田翔の獲得に乗り出している。これに中日は「無償トレード」で応じる方針だという。福岡で“師弟復活”の舞台裏を独走スクープ!

中田翔が突然の抹消登録

巨人の秋広優人、大江竜聖とソフトバンクの砂川リチャードの交換トレードが両球団から発表された翌日の5月13日、中日に微妙な動きがあった。

巨人時代に秋広の師匠だった中田翔が、突然、出場選手登録を抹消されたのだ。

それも同日のヤクルト戦の試合会場、豊橋市民球場にチームバスで移動しながら、練習から外す慌ただしさ。

井上一樹監督によれば、腰痛が理由だという。急きょブライト健太(’21年ドラフト1位入団)を昇格させ、起用している。

今季の中田は「6番・一塁」で開幕スタメン出場し、4月19日のDeNA戦で今季チーム本拠地初本塁打を放つなど、ベテランの存在感でチームを支えてきた。

故障の兆しもなく今回の登録抹消は“青天の霹靂”と言える。

実はソフトバンクが中田の獲得に動いているという。それも孫正義オーナーの肝入り案件で。

「ソフトバンクはチャットGPTを手がける米オープンAI社に約5兆9000億円を追加出資しており、孫オーナーのAIへの評価と期待は絶大なものがある。
そのAIが秋広と中田の師弟コンビが再結集すると“化学反応”が起き、戦力を欠くチームに好影響を与えると。この未来予想図が今回の師弟コンビ復活の背景にあるのだ」(地元テレビ局の記者)

今季のソフトバンクのつまずきは、近藤健介、柳田悠岐、周東佑京など、開幕スタメンの野手8人のうち、山川穂高を除く7選手が離脱しているのがすべて。

AIは戦力が整うまで“劇薬・大将”投入の荒療治が必要、という診断だ。

加えて小久保監督と中田は特別な関係にある。

侍ジャパン監督だった2017年のWBCで4番を任せ、4年にわたってチームを支えたのが中田。「大将」にとって唯一無比の指揮官だ。

その小久保監督は、中日・井上監督と同じ1971年生まれで同学年。巨人時代には中日の井上氏と切磋琢磨しているが、リーグこそ違うものの、今シーズンはお互い一軍監督としてチームを率いる中で交流を深め、情報交換も。

そのホットラインで今回のトレードを進めているという。