2027年ゴジラ松井監督誕生へ スタンフォード大・佐々木麟太郎ドラフト指名の秘策

佐々木は巨人入り後MLBに放出か

そこに“いっちょかみ”を狙っているのが巨人だ。

ルール上、MLBとNPBは双方のドラフトに優先権を持たない。

佐々木がMLBドラフトで指名されても、NPBも日本国籍を持つ佐々木を’26年のドラフトで指名できる。

「MLBドラフトの上位の契約金が10~15億円なのに対し、NPBは1位指名でも上限1億円プラス出来高5000万円。どちらを選ぶかは自明の理で問題視する声さえなかった」(同)

しかし、MLBドラフトは全30球団がウエーバー方式で選手を指名するため、佐々木がロサンゼルス・ドジャースや大学の地元サンフランシスコ・ジャイアンツに指名される確率は極めて低い。そこに付け入る隙があるという。

「いったん巨人(NPB)に入り、契約金および年俸に制限がかかるMLBの25歳ルールが解除されるのを待ってポスティング・システムで送り出す。これに合わせてゴジラ政権を築けば、双方にメリットがある」(スポーツ紙デスク)

日本の各球団、スポーツメディアは共に佐々木のNPB入りなどあり得ぬと決め込んでおり、そこが盲点。巨人の「シン・ゴジラ」一本釣りは決して夢ではない。

「週刊実話」5月29日号より

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